2014年 2月号(No.751)
アベノミクスと経済報道を振り返る/中東情勢を読み解く
安倍政権誕生から1年 アベノミクスと経済報道を振り返る
経済報道は人々の幸せを目指す──多様性を許容する社会に向けて
中村 秀明(毎日)
流行語になった経済政策──図表を多用し本質伝える
齋藤 孝光(読売東京)
街作りと流通戦争を発信──中小企業に及んでいない景気回復の実感
安東 義隆(産経大阪)
懸念大きい地方経済への副作用──統計と実感の隔たりをどう読み解くか
菅原 淳(北海道)
産業構造を反映し地場企業に回復感──地方の視点から成長戦略見極める
古川 竜彦(中国)
県民の苦しみと期待伝える──都市圏との二極化を背景に
杉尾 守(宮崎日日)
異次元の金融政策、残る根本的問題──取材現場から見た日本経済の岐路
橋本 幸雄(朝日東京)
構造や課題の解説が必要──副作用の大きい金融・財政政策頼み
大崎 明子(東洋経済)
中東情勢を読み解く
激変の時代を報じるカギは「民衆」──グローバリゼーションが促す手作業の取材
田原 牧(東京)
氾濫する情報の真相を見極める──記者に求められる視点と役割
川上 泰徳(朝日)
複雑さ増す「アラブの春」後の社会──既成概念にとらわれずに報じる
大内 清(産経)
国際報道を他人事にしないために──ステレオタイプな対立軸を乗り越える
酒井 啓子(千葉大)
【2013年マスコミ関係判例回顧】
適切な裏付け取材の必要性──「相当性の法理」めぐる裁判、相当数に
宍戸 常寿(東大)
猪瀬都政の終えんとメディア──「改革者」の失われた「言葉の力」
臼井 康兆(東京)
次世代の情報拠点を目指して──最高レベルの耐震性備え新社屋を建設
遠田 昌明(読売東京)
故人の肖像権・パブリシティ権──ドイツ法からの示唆と実務への指針
川田 篤(弁護士・弁理士)
連載
〔世界メディア事情〕(中国) 言論統制の動き強まる──ネット台頭や記者の質の低下が契機に
竹内誠一郎(読売)
〔大震災を風化させないために〕(第2回)次の「南海」見据え──先例学び、教訓に生かす
松井 久美(高知)
〔
前線記者〕 消えた街、猛威の爪痕今も──フィリピン台風被災地を取材して三井 潔(共同)
〔ザ・ショット〕雪崩の威力を現場で捉える──北ア遭難、休暇切り替え即応
松崎林太郎(信濃毎日)
〔わが支局 わが日々〕(時事・帯広支局)観光、食の情報を発信
坂入 良一
〔この道一筋の記者が語る〕 (相撲) 「歴史の証人」の一翼担う
上鵜瀬 浄(毎日東京)
〔特派員の日常から〕カーストの壁、分断された国民──いまだ「遠い国」日本
出井 亮太(時事)
〔メディアスコープ〕デジタル印刷が開く可能性──WAN-IFRA報告書より
編集部
随想
徒歩者の目線から発見
北爪 隆(ジャパンタイ)
十勝はひとつ
近藤 政晴(十勝毎日)
福井しあわせルーツ
伊藤 博道(中日)
データ&リサーチ ①日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2013年)
②第50回全国新聞販売所従業員総数調査(2013年)
ブックレビュー
新聞日誌(2013年12月)