2014年 4月号(No.753)
東日本大震災と報道──3年間を振り返る
東日本大震災と報道──3年間を振り返る
震災に鍛え抜かれた記者たち──東北の未来を開き、次なる大災害に備える
東根千万億(岩手日報)
試される「震災力」──いのちと地域を守る現場から
鈴木 素雄(河北)
復興の姿をつぶさに伝える──福島の未来に向け、正念場の年に
菅野 篤(福島民友)
<インタビュー>再認識した地域紙の役割──街の将来を見据えて
野沢 達也(いわき民報)
<インタビュー>国民の不安を解消するために──災害時のメディアの役割
立谷 秀清(福島県相馬市長)
変わり果てた風景を原点に──復興に「長期戦」で向き合う
小林 和仁(福島民報)
復興をゼロから見続ける──被災地に身を置く意義
東野 真和(朝日東京)
心の変化を伝える重み──大川小遺族への取材から
山下 真範(読売東京)
放射線影響の報道を問う──リスクを的確に伝えるために
斗ヶ沢秀俊(毎日)
変わらなかった地震研究体制──社会的議論の不足と新聞の役割
泊 次郎(元朝日)
【写真で見る被災地の今】
がれきのなか、突貫作業で
復興なった空の玄関口──付近に残る爪痕
長南 康一(河北)
廃炉に向けて慎重に作業──収束へ課題は山積
安島 剛彦(福島民報)
いまだ「真っさら」な大槌町──「責任」心に刻む
榊 悟(岩手日報)
日常化したモニタリングポスト──失せた光沢が語る
小泉 篤史(福島民友)
笑顔に凝縮された日々──探し当てた幸運
松本 健吾(産経東京)
「個」に焦点を当てる──ニュースの伝え手として
大越 健介(NHK)
県内外の「溝」を埋めるために──今の福島の姿伝える
佐藤 崇(福島中央テレビ)
被災地の「今」を直視する──地元ラジオ局の取り組み
姉帯 俊之(IBC岩手放送)
地域の新しい価値を見いだす──地元メディアの存在意義とは
長谷部 牧(東日本放送)
「異例ずくめ」に変化を実感──都知事選取材で垣間見えた新たな潮流
石川 修巳(東京)
多彩な出稿で盛り上がり伝える──ソチ冬季五輪報道の取り組み
江波 和徳(共同通信デジタル)
専門記者として歴史を発掘──二足のわらじで琉球競馬を追う
梅崎 晴光(スポニチ)
連 載
〔ザ・ショット〕 沈黙の現場 漂う船底──穏やかな海に潜む危険を伝える
井上 貴博(メディア中国)
〔わが支局 わが日々〕 (静岡・焼津支局)「ビキニデー」に思う
宮崎 浩一
〔大震災を風化させないために〕(第4回)記録し続ける──長野県栄村の現場から
井手 拓朗(信濃毎日)
〔世界メディア事情〕(韓国) 主要紙がCATVに進出──総合メディア化で生き残り目指す
貝瀬 秋彦(朝日)
〔前線記者〕 脅かされた「ものづくり」の生命線──冷凍食品農薬混入事件を取材して
五十嵐啓介(上毛)
〔特派員の日常から〕(モスクワ) 命の上で成立したソチ五輪──「異形の国」と“テロ”
豊島 歩(TBS)
〔この道一筋の記者が語る〕(医療) 医療者と患者の懸け橋に
安藤 明夫(中日)
〔メディアスコープ〕 レガシーメディアの将来──米ボレル社報告書より
編集部
〔データ&リサーチ〕新聞用紙の需給動向(2013年)
随想
夢がワクワク「中東北」
伊勢田昭弘(岩手日日)
震災20年に向けて
服部 孝司(神戸)
たすきの重み
木脇 良知(南日本)
ブックレビュー