2014年 7月号(No.756)
裁判員制度5年 司法と事件報道は変わったか
裁判員制度5年 司法と事件報道は変わったか
開かれた裁判、フェアな報道は実現したか──刑事司法全体とらえ視野の広い報道を
藤森 研(専修大)
運用実態への理解深める必要──制度の本質踏まえ多角的な報道を
香川 徹也(最高裁)
公正な報道と果敢な取材が不可欠──司法制度変革期における課題
大沢陽一郞(読売東京)
現場に定着した報道指針──適切な運用には理念の把握が不可欠
有若 基(共同)
裁判のその後に目を向ける──変わりつつある記者の意識
浜田 耕治(西日本)
根気強く重層的な取材続ける──鹿児島地裁無罪判決とその後の報道から
新納 剛史(南日本)
判決の論理解き明かす報道を──制度導入で問われる検察の取り調べ能力
髙井 康行(弁護士/元検事)
法曹三者間の議論と事件報道──弁護人から見た現状と課題
宮村 啓太(弁護士)
守秘義務の在り方を考える──米国陪審員の経験を踏まえて
中井 大助(朝日)
IPIの新たな躍進のために──南アフリカでの世界大会に出席して感じたこと
宇治 敏彦(中日)
米調査報道NPOの現状と展開──技術革新に適応し、あらゆる発信の場を模索
奥山 俊宏(朝日東京)
「富岡製糸場」が世界遺産に──キャンペーンで県民に意識変化促す
萩原 俊一(上毛)
連 載
〔世界メディア事情〕(英国) グーグルと「忘れられる権利」の行方──欧州最高裁が個人の情報削除権を認める
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔この道一筋の記者が語る〕(文化財) 現代人の「根っこ」を検証
小滝ちひろ(朝日大阪)
〔特派員の日常から〕(釜山) 沈没事故の余波続く──釜山日報への派遣記者として
塩入雄一郎(西日本)
〔ザ・ショット〕 暗転した行楽の浜辺──悲劇を直視し伝える
富所真太郎(新潟)
〔大震災を風化させないために〕(第7回) 過去の教訓に光を当てる──「減災新聞」とともに
渡辺 渉(神奈川)
〔前線記者〕 問われる企業の危機管理──JTB中部偽手紙事件を取材して
根尾 文悟(岐阜)
〔メディアスコープ〕 デジタル対応めぐり議論──WAN-IFRA世界大会から
編集部
〔わが支局 わが日々〕(山形・長井支社) ふるさと納税激増
斎藤 敏広
〔ようこそニュースパークへ 79〕 泥と炎のインドシナ
春原 昭彦(上智大)
随想
おらんだ酔夢抄
今福 雅彦(長崎)
牛乳瓶の岩手産生ウニ
中島 雅樹(水産経済)
ライブ感ある記者会見を
土生 修一(日本記者クラブ)