2015年 1月号(No.762)
新聞の信頼回復に向けて/国と地方の関係を考える
新聞の信頼回復に向けて
ジャーナリズムの基盤は読者の信頼──「自律性」が生む落とし穴に注意を
曽我部真裕(京大)
出発点は「存在意義」を語ること── 社会の公器という原点に戻って
岡田 憲治(専修大)
紙面以外の場でもアピールを── 若者にとっての「信頼失墜」の中身
前島 恵(「Credo」編集長)
罪を論じる者にどう向き合うか── ネットユーザーのマスメディア不信
村上 裕一(批評家)
国と地方の関係を考える
県民目線で国・県に提言するために── 福島県知事選から
小野 広司(福島民友)
見限られた「補償型基地維持施策」── 沖縄県知事選から
松元 剛(琉球)
問い直したい分権改革の「原点」── 愛媛県知事選から
西山 秀和(愛媛)
取材現場からみた「地方創生」── 自治体に響かない政府の発想
宇野 一征(北海道)
〈シンポジウム〉
報道とつくる「知」の空間── 人口減少社会とデジタル時代に考える
増田 寛也(日本創成会議)/杉本 誠司(ニワンゴ)
阿刀田 高(作家)/香山 リカ(精神科医)
小川 一(毎日東京=進行役)
統一ドイツの今を取材して── ベルリンの壁崩壊から四半世紀
宮下日出男(産経)
災害と生きる覚悟── 阪神・淡路大震災から20年
長沼 隆之(神戸)
〔メディアスコープ〕 「新聞5紙」ハッカソンを開催── 共通課題のもと各社が協力
野澤 博(朝日)
連 載
〔世界メディア事情〕(米国) デジタルシフトを急加速── 転換点に立つニューヨーク・タイムズ
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔ザ・ショット〕 サーキットの緊迫感とらえる── 国際大会で受けた刺激
小川 貴広(下野)
〔わが支局 わが日々〕(岩手日報・陸前高田支局) それぞれの再建へ
斎藤 孟
〔ようこそニュースパークへ 82〕 主張する写真
春原 昭彦(上智大)
〔特派員の日常から〕(ワシントン) 銃撃テロの傷深く── カナダ連邦議会乱射事件を取材して
斉場 保伸(中日・東京)
〔前線記者〕 十数年の事前準備がようやく実る── ノーベル物理学賞決定を取材して
矢田 諭史(徳島)
随 想
北陸新幹線の生かし方
澤木 範久(北陸中日)
特別な春
佐藤 政昭(大分合同)
「おとな」
三輪保太郎(中京テレビ)