2015年 9月号(No.770)
経済報道のいま/自民党勉強会発言とメディア
経済報道のいま
ネット時代の新聞社の経済報道──変革が必要な「時間感覚」と「発信の仕方」
山崎 浩志(日経)
時間と空間を意識して経済を読み解く──やさしく・ふかく・おもしろく
坂本 裕寿(読売東京)
評価が難しい「アベノミクス」──読者を巻き込み「格差」考える
寺光 太郎(朝日東京)
経済の視点だけでは核心に迫れない──政治、安保、歴史との複眼的分析を
岡部 央(共同)
金融政策を大型Q&Aで平易に──限界に近づく異次元緩和
斉藤 信宏(毎日東京)
観光による活性化にどう寄与するか──地元メディアとしての視点
林 浩樹(中日)
地域金融の役割をきめ細やかに──人口減を見据えた地銀の経営統合
田端 美華(熊本日日)
取材現場も「異次元」に──日銀総裁会見をライブ解説して
窪園 博俊(時事)
減ってきた「本音」を聞ける場──「攻めの経営」の取材には総合力が必要
平尾 孝(産経東京)
統計に表れない実態を伝える──中小企業取材は「目利き力」が不可欠
宮里 秀司(日刊工業)
自民党勉強会発言とメディア
露呈した「無謬性」のおごり──書き続けることが新聞の使命
小松 浩(毎日)
言論の自由を叩く音がする──メディアは国民の支持得る努力を
清田 透(大分合同)
子どもの「問い」を育む──第20回NIE全国大会から
高橋 雄悦(秋田魁)
被災地から融和を考える──日韓地方紙フォーラムを終えて
鈴木 素雄(河北)
連 載
〔世界メディア事情・米国〕 デジタル購読料の世界に変化──可能性を秘める記事の1本売り
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔ザ・ショット〕 午後0時53分、満潮時の高潮──暮らしの中に存在する台風
長崎 健一(沖タイ)
〔特派員の日常から〕(カイロ)「イスラム国」と過ごした1年──ついにカイロにもやってきた
天野 英明(日本テレビ)
〔大震災を風化させないために〕(第20回)距離を越える工夫──〝佐賀人〟を通じ被災地の今を伝える
古賀 史生(佐賀)
〔前線記者〕 圧勝するも終わらない対立──「条例破り」の埼玉県知事選
砂生 敏一(埼玉)
〔困ったことば〕 ○○豆腐──中国料理の表記と読み
太田眞希恵(NHK)
〔わが支局 わが日々〕(荘内・酒田支社) だし文化育んだ物流拠点
富樫 慎
〔メディアスコープ〕 デジタルならではの報道を拡充──新聞協会・情報サービス現況調査から
新聞協会デジタルメディア担当
随 想
地味な魚の出世物語
松井 裕(北日本)
日本一危険な日本遺産
倉繁 淳志(新日本海)
がん検診啓発キャンペーン
礒澤 亮祐(毎日放送)
データ&リサーチ 新聞・通信社の従業員数・労務構成調査(2015年4月)
ブック・レビュー
新聞日誌(2015年7月)