2016年 3月号(No.776)
記者読本 2016/新聞への軽減税率適用を受けて
記者読本 2016
〈記者となる君へ〉
「新しいメディア」としての新聞──人を幸せにできる力 今こそ
菅沼 堅吾(東京)
「書く理由」を自らの言葉で──話を掘り起こすため必要な努力とは
高橋 秀樹(共同)
取材を尽くし、確信をもって書く──人権を守り、新聞の信頼を高めるために
平石 冬樹(読売東京)
生ネタを見つけ、物語をつむぐ──文章の全体構成を意識しよう
曽我 豪(朝日)
自分の五感で確かめる──震災・原発事故の取材から
芳見 弘一(福島民報)
現場の経験を何よりも大切に──人口減少時代、地方にこそ希望は存在する
門田 誠(徳島)
筆の力で社会を動かせ!──掘り起こすべき問題は無数にある
藤田 孝典(NPO法人ほっとプラス)
苦しみ、傷つき、涙して──もがく体験が力を与える
後藤 正治(ノンフィクション作家)
読者への意識を常に──新入社員の強みを生かそう
寺島 則夫(新聞協会・販売委員会委員長/毎日)
社会と向き合う「覚悟」を持とう──新聞を支えるのは情報の信頼性
鈴木 克之(新聞協会・広告委員会委員長/日経)
〈資料〉データでみる新聞経営の動向
編集部
〈先輩記者から〉
「基本技」が試される選挙取材
野崎建一郎(中国)
最初の感覚を大事に
棟方 幸人(秋田魁)
相反する思いを抱えて
野田 達也(山形)
母親目線は仕事に生きる
森本 修代(熊本日日)
「熱い心」を大切に
藤井 陸大(上毛)
ニュースを理解し撮影を
今泉 茂聡(時事)
情報編集力は新聞の生命線
外池 彰男(京都)
スマホ時代の新たなスキル
與那覇里子(沖タイ)
〈新人記者へのメッセージ──君たちの悩みに答えます〉
あきらめたら試合終了
寺田 幹(北日本)
まずは見よう見まねで
森 俊幸(スポニチ)
みな熱い心を秘めている
森本 充(産経大阪)
志した舞台で踊りつづける
豊島 浩一(南日本)
新聞への軽減税率適用決まる──民主主義と文化守る理念は引き続き重要
長谷部 剛(新聞協会・税制に関するプロジェクトチーム座長/日経)
〈資料〉消費税軽減税率をめぐる新聞協会の対応
新聞協会経営業務部
国民的議論の喚起を意識──最高裁・夫婦同姓合憲判決を報じて
山本 将克(毎日東京)
疑念と意地が支えた長期取材──「新国立競技場」の無責任体制を明らかに
森本 智之(東京)
連 載
〔世界メディア事情〕(英国) 英エコノミストのアジア戦略──中国語対応アプリを展開、LINE参加も
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔ザ・ショット〕 線路3本の特徴一目で──新幹線と貨物 すれ違う瞬間
山崎 純一(函館)
〔大震災を風化させないために〕(第25回・最終回) 〝震災前報道〟の使命を背負う──大震法の検証に挑む
寺田 拓馬/鈴木 誠之(静岡)
〔特派員の日常から〕(中国総局) 市民をむしばむ大気汚染──情報統制下で改善の希望見えず
矢板 明夫(産経)
〔前線記者〕 見送ってほしかった可決──飯塚市議会の資産公開制度廃止を取材して
野津原広中(西日本)
〔困ったことば〕 日本──にほん・にっぽん、読みはどちら?
柴田 秀一(TBSテレビ)
〔わが支局 わが日々〕(中部経済・刈谷支局) “企業文化町”
山岡 賢彦
随 想
子ども新聞に前のめり
佐々木善久(山陽)
蛮行「ストーム」
池本 仁史(長崎)
山は逃げない
伊東 亮(関西テレビ)
ブックレビュー
新聞日誌(2016年1月)