2016年 8月号(No.781)
伊勢志摩サミットと新聞報道/欧米新聞社のニュース編集室づくり
伊勢志摩サミットと新聞報道
世界の視点から成果検証を──重要な政治的舞台を生かせたか
高瀬 淳一(名古屋外国語大)
SNS時代のサミット報道──日経・FTは国際経済の問題をどう伝えたか
奥村 茂三郎(日経)
政権の意思決定過程を詳細に──「リーマン・ペーパー」検証で読者の関心に応える
須藤 孝(毎日東京)
地元の動きと思いを細大漏らさず──一人でも多くの県民を紙面に
後藤 厚三(中日)
県民に寄り添い「決まり文句」に対峙──米軍属事件と日米首脳会談
石川 達也(沖タイ)
注目されたか 原爆の「人間的悲惨」──オバマ広島訪問が残した希望と課題
江種 則貴(中国)
意義深かったオバマ広島訪問──米高官の心を動かした市民の歓迎
黒見 周平(読売)
厳しく制限された取材機会──報じる側からは「最悪のサミット」
船津 寛(産経東京)
欧米新聞社のニュース編集室づくり
記者端末が読者獲得の戦場に──「データの文化」が浸透する欧州新聞界
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
ニュース制作の過程を一変──米ワシントン・ポスト訪問記
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
ニュースパークを全面リニューアル──情報社会の姿とジャーナリズムの役割を展示
新聞協会博物館事業部
在宅重障児家庭の姿を伝える意味──連載「音十愛11歳 奇跡の笑顔」取材で知る
掛水 雅彦(高知)
当事者に寄り添う報道──ALS患者の国会招致「拒否」問題を取材して
我那覇 圭(東京)
取材妨害に萎縮せず──開かれた地方議会実現へ
本田 光信(北日本)
連 載
〔ザ・ショット〕 阻まれたヘイトデモ──群衆の熱量を写し出す
田崎 基(神奈川)
〔困ったことば〕 ぼっち──若者を投影し意味合いも変遷
井手 正賢(読売大阪)
〔特派員の日常から〕 野生生物との共存訴えるケニア──100億円以上相当の象牙を焼却
稲葉 俊之(共同・ナイロビ支局)
〔わが支局 わが日々〕 “心の復興”に寄り添う
荒川 宏史(いわき民報・みなみ支社)
〔世界メディア事情・韓国〕 調査報道の新たな試み──経営難のなか若手記者の声を受け
米村 耕一(毎日)
〔前線記者〕 謎が残るクマの襲撃行動──鹿角市の4人死亡事故を取材して
千葉 勉(秋田魁)
〔メディアスコープ〕 デジタルの活用めぐり討議──WAN―IFRAカルタヘナ大会から
編集部
随 想
山の先に夏をみる
中村 賢二(信濃毎日)
ケンムンと生きる
松井 輝美(南海日日)
上海の友人への賀状
安田 卓生(朝日放送)
ブックレビュー