2016年 10月号(No.783)
平成28年度新聞協会賞/障害者差別と報道──相模原殺傷事件から
平成28年度新聞協会賞
新聞協会賞受賞者一覧
編集部門
「天皇陛下『生前退位』の意向」のスクープ
重圧に耐えタイミング探る
橋口 和人(NHK)
連続震度7「奇跡の救出」など熊本地震の写真報道
人々の思いを込めて
和田 大典(毎日西部)
鬼怒川決壊「濁流に呑(の)み込まれる家族」のスクープ映像
後世に伝えたい自然の脅威
米川 一成、鈴木 健司(フジテレビ)
命の軌跡 ~東日本大震災5年 一連の報道
未来に教訓をつなぐ
神田 由紀(岩手日報)
経営・業務部門
中国新聞SELECTの創刊──新たな活字メディア戦略に挑む
紙媒体の大きな可能性を確信
北村 浩司(中国)
新聞協会賞選考経過
選考を終えて
溝口 烈(「編集部門」選考分科会委員長/読売)
〔新聞協会賞応募作品一覧〕
第36回新聞広告賞受賞作品
障害者差別と報道──相模原殺傷事件から
匿名発表がもたらすもの──事件を社会が熟慮するために何が必要か
野澤 和弘(毎日)
メディアの論点設定は的確か──精神科医療の実情から容疑者報道を考える
原 昌平(読売大阪)
数字で測れない価値伝える努力を──検証を精神障害者の地域生活支援の契機に
市川 亨(共同)
社会変える言葉を伝えるために──手探りと自問が続く現場取材
石川 泰大(神奈川)
パンドラの箱の暗闇を問い続けよ──事件の意味と新聞報道への期待
岡部 耕典(早大)
楽しみながら社会に向き合う──第21回NIE全国大会から
白倉 純(大分合同)
連 載
〔ザ・ショット〕 海底に眠る被災車両──今も残る津波の爪痕
庄子 徳通(河北)
〔世界メディア事情・中国〕 乗っ取られた改革派雑誌──習指導部の統制厳しく
山田 周平(日経)
〔〝先生〟体験から考える〕 新聞の面白さ伝えたい──教室から始まるNIE実践
溝越 明(西日本)
〔特派員の日常から〕 ドーピング問題と〝陰謀論〟──ロシア人の根深い欧米不信
黒川 信雄(産経・モスクワ支局)
〔前線記者〕 慰霊登山者を巡る環境の変化──御巣鷹の尾根での日航社員滑落事故を取材して
三神 和晃(上毛)
〔困ったことば〕 若干名──募集は何人?
藤本 毅(愛媛)
〔わが支局 わが日々〕 美濃焼の底力
松尾 法尋(岐阜・東濃総局)
〔メディアスコープ〕 熊本地震の課題・教訓まとめる──新聞協会災害対策特別委が報告書
編集部
随想
荒井退造という人
篠田 裕次(下野)
酪農の歴史を巡る
田宮和史郎(日本農業)
リオ五輪が終わって
堀井 伸二(島根日日)
ブックレビュー
新聞日誌(2016年8月)