2017年 1月号(No.786)
米大統領選から考える──新聞の可能性と課題/<対談>大災害と新聞発行──ニュースパークシンポジウム/新たな個人情報保護法制の問題点
米大統領選から考える──新聞の可能性と課題
「ぶれない」を基本方針に紙面作り──「世界はどう変わるか」に重点置く
竹内誠一郎(読売)
「熱狂」が分けた両候補の明暗──歴史の現場を取材して
西田進一郎(毎日)
【世界メディア事情・米国(特別編)】
「ポスト選挙」の課題残った米新聞界──存在感高めるも「偽ニュース」の広がり許す
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
ライブ報道への取り組み──速報とリッチな表現で現場感を提供
丸谷 浩史(日経)
ファクトチェックへの挑戦──読者の大きな関心とマンパワーの課題
園田 耕司(朝日)
胸突き八丁の米国民主主義──「ポスト真実」と記者たちの戦い
春名 幹男(早大/ジャーナリスト)
選挙結果の影響と日本の報道への教訓──基本的理念に立ち返る必要性
前嶋 和弘(上智大)
〈ニュースパーク新装開館記念シンポジウム〉
対談「大災害と新聞発行──ライフラインとしての役割を果たすために」
一力 雅彦(河北)/河村邦比児(熊本日日)
〈司会〉大石 裕(日本マス・コミュニケーション学会/慶大)
新たな個人情報保護法制の問題点──報道への信頼を深める取り組みが必要
原口 隆則(新聞協会/読売)
資料1 施行令・施行規則(案)に対する意見(新聞協会編集委員会)
2 ガイドライン(案)に対する意見(新聞協会編集委員会)
3 ガイドライン(個人情報保護委員会)抜粋
命と向き合う覚悟──大川小訴訟の報道と課題
斉藤 隼人/畠山 嵩(河北)
地方紙として何ができるのか──10・21鳥取中部地震を受けて
宇田川 靖(日本海)
玄海原発隣接地域の憂鬱──原子力関連施設誘致の取材から
林 大介(佐賀)
連 載
〔ザ・ショット〕 博多駅前 突然の大穴──「倒壊の恐れ」避難勧告も
軸丸 雅訓(西日本)
〔困ったことば〕 ルビ──判断は柔軟に、確認は入念に
高坂 博士(山陽)
〔〝先生〟体験から考える〕 やばい!新聞に向かって──愛着のわく新しい紙面を
田島 慶太(新潟)
〔特派員の日常から〕 中国のしたたかな戦略──珠海航空ショーの現場から
五島 尚武(テレビ東京・北京支局)
〔前線記者〕 まぶしい笑顔の裏に──写真コンテスト「市長賞取り消し」を取材して
佐々木大輔(東奥)
〔わが支局 わが日々〕 フィルムの舞台から
多和 常雄(京都・舞鶴支局)
随想
「元年」宣言
角田 照司(神奈川)
開港150年と神戸気質
大国 正美(神戸)
遠き古里の灯
岡本 光雄(徳島)
ブックレビュー
新聞日誌(2016年11月)