2017年 2月号(No.787)
社会的偏見に向き合う視点/東日本大震災の教訓は生かされたか――福島県沖地震から
社会的偏見に向き合う視点
行動科学とデータからの貧困報道──本質的議論の材料を示すために
錦光山雅子(朝日)
結婚観の旧弊に苦しむ現代人──連載「出会いのカタチ」の取材から
関口健太郎(上毛)
AV出演強要問題をどう伝えるか──複雑に絡む偏見の狭間で
加藤 隆寛/佐藤賢二郎(毎日)
「ハンセン病の次は......」──シリーズ「精神障害とともに」の取り組み
豊島 浩一(南日本)
反対運動〝成就〟を乗り越えるために──当事者に寄り添う視点の重要性
佐藤 奇平(神奈川)
依存症は「誰もがなり得る病」──当事者の苦しみと社会的損失を伝える
押川 真基(宮崎日日)
インターネット時代の偏見と報道への期待──「信頼される新聞」は社会の利益に不可欠
高 史明(東大)
東日本大震災の教訓は生かされたか──福島県沖地震から
求められる不断の検証──被災地が問われた災害対策
五十嵐 稔(福島民報)
一人でも多くの命を守るために──改善と訓練重ねた津波避難呼びかけ
菅井 賢治(NHK)
第7回「いっしょに読もう! 新聞コンクール」から
コンクールの概要
子どもたちの背中を押したい
今井 尚(朝日小学生新聞)
復興へ「笑顔の力」信じて
馬場 正広(熊本日日)
一人の筆者として学んだこと
佐藤 啓介(南山大学)
ハッとさせられた瞬間
牛尾 梓(朝日)
【2016年マスコミ関係判例回顧】 実名報道、取材手法問われる──企業の信用めぐり賠償が高額化
曽我部真裕(京大)
未知の任務と向き合う──南スーダンPKO派遣の取材にあたって
福田 駿(デーリー東北)
連 載
〔ザ・ショット〕 最終列車を包んだ光──雪上の9段脚立から
大島 拓人(北海道)
〔世界メディア事情・中国〕 ポップカルチャー交え日本語テレビ──放送100回重ね相互理解に貢献
大場 尚文(時事)
〔〝先生〟体験から考える〕 先生を驚かす〝記事の奇跡〟──記者とのふれあいが未来の読者を育てる
保井 隆之(読売)
〔特派員の日常から〕 世代間で「革命」にギャップも──フィデル・カストロ前議長の死とキューバ市民
中川 千歳(共同・ハバナ支局)
〔前線記者〕 出直し選挙の行方は──美濃加茂市長の汚職疑惑問題を取材して
佐竹 直人/玉田 健太(岐阜)
〔困ったことば〕 丁字路─「ティージロ」を認めるか
向坂 樹興(フジテレビ)
〔わが支局 わが日々〕 攻めの姿勢で〝沸騰中〟
礒崎 恵(大分合同・別府支社)
〔メディアスコープ〕 読者分析の変革を提言──WAN―IFRA報告書から
編集部
随想
素顔のカンボジア
佐藤 誠吾(秋田魁)
山形に残る「草木塔」
小林 裕明(山形)
日ロ首脳会談の後日譚
佐々木正一(山口)
〔データ&リサーチ〕①日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2016年)
②第53回全国新聞販売所従業員総数調査(2016年)
ブックレビュー
新聞日誌(2016年12月)