2017年 6月号(No.791)
公共交通と報道の視点/新聞と読者を近づける体験記連載
公共交通と報道の視点
地域の苦悩、手探りで紙面づくり─動き出したJR北海道の路線抜本見直し
勝木晃之郎(北海道)
悲願の株式上場の先には──JR九州は赤字路線の今後が焦点
川崎 弘(西日本)
持続可能な地域交通を探る──JR三江線廃止を前に
松村 健次(山陰中央)
鉄路復活に沸く熱気を冷まさずに──廃止の教訓経て電化延伸した可部線
中川 雅晴(中国)
能動的な取り組み生む報道を──「南部バス」の民事再生手続きを追って
水野 大輔(デーリー東北)
知見の拡充で記事の水準高めよ──交通問題で期待される新聞の役割
板谷 和也(流通経済大)
新聞と読者を近づける体験記連載
一人の生活者として読者と交流──連載「50代の地域デビュー」で触れた生の反応
清水 孝幸(東京)
「パパも子育てする社会」に向けて──8か月の育休で実感した苦労と喜び
吉川 一樹(朝日)
自転車通勤で見えた路上の社会問題──反響が体重減量への挑戦支える
奥村 隆(毎日)
当事者として町おこしに奔走──公務員生活260日で得た現場の視点
浜松 聖樹(北日本)
被災者と共に伴走する覚悟で──熊本地震1年、復興の過程を後世に残す
毛利 聖一(熊本日日)
「終わらぬ波紋」を報じ続ける──神戸連続児童殺傷事件から20年
田中 陽一(神戸)
韓国大統領罷免とメディアの功罪──歴史的転換後押しの一方、報道倫理上の問題も
韓 永學(北海学園大)
連 載
〔世界メディア事情・中国〕 反腐敗ドラマが高視聴率──習近平指導部、大衆に実績アピール
北条 稔(時事)
〔困ったことば〕 写──防犯カメラにうつるのは
志垣 健一(産経)
〔特派員の日常から〕 顕在化した1国2制度の矛盾──香港行政長官選挙を取材して
吉岡 拓馬(NHK・香港支局)
〔ザ・ショット〕 白と黒の世界で見えた接触面──地上取材もとに再度離陸
渡会 浩(信濃毎日)
〔〝先生〟体験から考える〕 〝生産者〟の顔が見える新聞に──出前授業は出会いの場
宗岡 博之(大分合同)
〔前線記者〕 「経験則」による過信なかったか──那須雪崩8人死亡事故を取材して
横松 敏史(下野)
〔わが支局 わが日々〕 浜名湖の活気取り戻せ
金野 真仁(静岡・浜松総局)
随想
「○○年問題」の問題
長野 光博(日刊工業)
怒る政治家
練生川雅志(河北)
海軍中尉・山岸宏の戦後
森沢 真理(新潟)
ブックレビュー
欧米メディア動向(2017年3~4月)
新聞日誌(2017年4月)