2018年 3月号(No.800)
記者読本2018/800号記念──新聞の将来像を考える
記者読本2018
〈記者となる君へ〉
「これ、おかしくないか」を大切に──社会の問題を発見し世に問える仕事
長谷部 剛(日経)
思い込み排した取材で真実見極める──忘れられない言葉を伝える
平尾 武史(読売)
事実だけにこだわって──新聞に求められる「伝わる文章」とは
萩 文明(中日)
ひずみを直視し共生の道を探る──疑問を深掘りした「新 移民時代」から
古川 努(西日本)
地方の視点で国を変える──「Lの時代」の地域ジャーナリズム
岡山 一郎(山陽)
長期的視点で「震災前報道」追求──社の枠超えた連携が必要
鈴木 誠之(静岡)
古きに学ぶだけでない新時代の記者に──デジタルネーティブにも届く情報発信を
金井 啓子(近畿大)
民主主義を支える二つの「網」──ともに未来を築こう
増井 一実(新聞協会・販売委員会委員長/朝日)
無限に広がる新聞ビジネス──記事も広告も信頼性が重要に
納 幸一郎(新聞協会・広告委員会委員長/産経)
〈資料〉データでみる新聞経営の動向
編集部
〈先輩記者から〉
〈政治〉「過疎の叫び」に耳傾けて
森本 敦士(高知)
〈経済〉地域から世界を見る
今井 崇雄(デーリー東北)
〈社会〉「書きたい」瞬間に出合う
中川かおり(信濃毎日)
〈文化・くらし〉感動する心を育む
原田 隆博(佐賀)
〈皇室〉日本の歴史に光を当てる
伊藤弘一郎(産経)
〈運動〉真剣に取材対象と向き合う
高山 知昭(下野)
〈写真〉一瞬切り取る爪を磨こう
高橋 洋史(中国)
〈整理〉悩んだときの見出しノート
大林 陽一(山陰中央)
〈デジタル〉地域言論の灯守るために
牧野 昌智(神奈川)
800号記念──新聞の将来像を考える
壁を乗り越え新しい景色に──デジタル革命へ、毎日新聞の取り組み
小川 一(毎日)
「地方紙と戦争」のリアル──何を得てどこへ向かうのか
森沢 真理(新潟)
スローニュースへ軸足を移せ──新聞の信頼回復のために
徳山 喜雄(ジャーナリスト/立正大)
慶應SFC講座『2050年のメディア』を開く理由──10年で1千万部を失った新聞がやるべきこと
下山 進(文藝春秋)
「空飛ぶ三脚」が開く新たな地平──ドローンを活用した写真報道の未来
小室 泰規(北海道)
連 載
〔前線記者〕 四国未発生から見えた課題──さぬき市の鳥インフルエンザを取材して
中西賢一郎(四国)
〔世界メディア事情・英国〕 小型化する英ガーディアン──その評価と紙媒体の将来
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔ザ・ショット〕 高齢運転者の人身事故──位置関係意識し衝撃伝える
大森未穂菜(上毛)
〔特派員の日常から〕 銃社会米国が抱える矛盾──58人死亡、ラスベガス銃乱射事件の余波
国吉 伸洋(テレビ朝日・ロサンゼルス支局)
〔〝先生〟体験から考える〕 新聞とのすてきな出会いを──先生との連携を通じて
井上 雅史(徳島)
〔困ったことば〕 速攻──「ちゃっちゃと片付ける」ときは?
小橋 竹士(日刊スポーツ)
〔わが支局 わが日々〕 原発に揺れるイモの村
斉藤 明成(茨城・ひたちなか支局)
随想
パンダの町「白浜」
川本 敦史(紀伊民報)
25年分のごめんなさい
内田 英憲(日本農業)
BS11の強み
鈴木 達郎(日本BS放送)
データ&リサーチ 第54回全国新聞販売所従業員総数調査(2017年)
ブックレビュー
新聞日誌(2018年1月)