2018年 6月号(No.803)
明治150年を見つめ直す/大学生とつながる新聞
明治150年を見つめ直す
浮かび上がる敗者の憤りと無念──読者とともに維新再考の旅は続く
鈴木 博幸(福島民友)
新たな歴史を紡ぐ動きを記す──戊辰戦争の教訓から得るものとは
水口 拓也(福島民報)
多角的視点から維新史再論──「幕末新聞」と「維新鳴動」近代幕開け連載の意義
桑畑 正樹(南日本)
足元の歴史の光と影を見つめる──郷土を学ぶきっかけづくりという役割
井上 武(佐賀)
ひるまずに声を上げよう──「米騒動100年」から現代を考える
室 利枝(北日本)
明治維新50年、60年の記憶と顕彰──近代の主役は普通の市民
高木 博志(京大)
大学生とつながる新聞
学生記者が現場を駆ける──創刊30周年を迎える「キャンパる」の展望
内山 勢(毎日)
地域を巻き込んだ連携の未来──地域×大学と進める「地域共生プロジェクト」
三好 正文(神戸)
大学教育のあり方を問い直す──山陰中央新報と協働で挑むNIE
岩瀬 峰代(島根大)
ネットでの記事掲載責任の所在──Yahoo!ニュースの編集方針と訂正対応
苅田 伸宏(ヤフー)
『メディア史年表』の目指すところ──文化・産業面も複合的に捉える
土屋 礼子(早大)
縮小続く世界の新聞用紙市場──日本は比較的緩やかな減少
長谷川祐気(日本製紙連合会)
連 載
〔ザ・ショット〕 新燃岳噴火の一瞬捉える──噴石が描く真っ赤な光跡
那良 卓郎(宮崎日日)
〔困ったことば〕 なので──文頭に使うのはアリかナシか
上田 貴士(中日)
〔世界メディア事情・中国〕 メディアの役割は「宣伝」──2018年全人代取材を通じて
河津 啓介(毎日)
〔前線記者〕 「天皇とは何か」考える糸口示す──両陛下の沖縄訪問を取材して
新堀 浩朗(共同)
〔特派員の日常から〕 プーチン大統領の圧勝と苦悩──八方塞がりの国難をどう乗り切るか
松尾 寛(NHK・モスクワ支局)
〔〝先生〟体験から考える〕 通りすがりの触媒として──刺激を与えて先生に引き継ぐ
渡辺多美江(北海道)
〔わが支局 わが日々〕 野中さん世界最高齢に
木村 仁根(十勝毎日・本別支局)
随想
無知の知
荻田 雅宏(静岡)
還暦ギャップ
山本 勉(宇部)
ネット時代は「信頼感」を
石原 正人(フジテレビ)
ブックレビュー
欧米メディア動向(2018年3~4月)
新聞日誌(2018年4月)
定価864円(税込み、送料別)
年間購読料10,368円(税込み、送料別)