2018年 8月号(No.805)
旧優生保護法を巡る国賠訴訟と報道/ライフワークを連載に──道を極めた記者たち
旧優生保護法を巡る国賠訴訟と報道
救済への疑問を納得に変えるために──不条理を白日の下にさらした全国初の訴訟
横山 勲(河北)
全国最多の「なぜ」開示資料で探る──1万枚が語る北海道の優生思想
吉田 隆久(北海道)
命がありのまま歓迎される世の中に──福祉や教育の充実願う思いに耳を澄ます
森 敏之(京都)
優生学の歴史と日本の優生政策──諸外国と同様に公的補償の実現を
市野川容孝(東大)
強制不妊手術の検証に向けて──国から独立した第三者機関設置の必要
藤野 豊(敬和学園大)
ライフワークを連載に──道を極めた記者たち
昆虫記者、世界をさすらう──普通の感覚を強みに幾多の苦難越えて
天野 和利(時事)
探鳥記者、瞬間を切り取る──自然の中で野鳥が魅せる一瞬の美
堀内 洋助(東京)
ラーメン記者、九州をすする──麺の文化史ひもときながら
小川 祥平(西日本)
優れた報道が流れを作る──広告から購読へ、原点回帰したWAN―IFRA大会
尾﨑 元(共同)
健全なジャーナリズムの重要性──IPIナイジェリア世界大会を振り返って
小松 浩(毎日)
日大悪質タックルが問う危機管理──動画投稿サイトやSNSで拡散した時代劇
川越 一(産経)
人権に資する報道とは何か──「全国犯罪被害者の会」が残したもの
河原 理子(朝日)
連 載
〔ザ・ショット〕 躍動するヤギの激闘──鉄柵の間から腹ばいで狙う
真栄城潤一(琉球)
〔世界メディア事情・韓国〕 南北首脳会談で交流活性化──強まる平壌支局開設への意欲
岡坂健太郎(共同)
〔特派員の日常から〕 政治家の真価問われるスー・チー──ミャンマーのロヒンギャ迫害
高田 智彦(TBS・バンコク支局)
〔前線記者〕 全容解明へ壁は高く──津山女児殺害事件を取材して
平田 桂三(山陽)
〔〝先生〟体験から考える〕 継続指導で興味を喚起──座学と実践織り交ぜ理解を促す
湯田 光(宮崎日日)
〔困ったことば〕 女人禁制──キンセー? キンゼー?
田村 浩子(フジテレビ)
〔わが支局 わが日々〕 カワウソで自然再認識
緒方秀一郎(長崎・対馬支局)
〔メディアスコープ〕 放送制度の拙速な整備に危惧──第3次答申に見る規制改革の課題
新聞協会デジタルメディア担当
随想
伝えていくこと
大井 祐一(山形)
「いつの日にか......」
丸山 貢一(信濃毎日)
大阪発全国ネット
乾 佐登司(読売テレビ)
ブックレビュー
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