2018年 9月号(No.806)
小さな命を守る──児童虐待を報じる視点
小さな命を守る──児童虐待を報じる視点
トラウマがもたらす虐待の連鎖──治療的な視点での支援組み立てが重要
亀岡 智美(兵庫県こころのケアセンター/児童青年期精神科医)
総合的かつ多角的に命見つめたい──読者とともに私たちができること
大久保真紀(朝日)
深層を伝え社会を変える──「子どもに明日を」キャンペーンで見えたもの
下崎 千加(西日本)
「魂の殺人」から子供を救うために──性的虐待被害の告白を伝える覚悟
坂根 真理(毎日)
「なぜ起きる」根本的な議論を──障害児の子育てに理解・支援が必要
豊島 あかり(NHK)
あたりまえの生活取り戻す姿を描く──児童養護施設の子に光当て、社会の関心高めたい
岡西 篤志(神戸)
子供の成長育む里親制度に理解を──濃密な時間が血縁超えた親子を作る
原田亜弥子(静岡放送)
関係機関の連携で事件を防げ──報道は原因を分析し再発防止策を検証せよ
後藤 啓二(シンクキッズ/弁護士)
未来を担う「希望の光」を育む──盛岡市、大槌町で第23回NIE全国大会を開催
谷藤 典男(岩手日報)
スマホ閲覧を意識した改善進む──新聞協会「情報サービス現況調査」結果から
新聞協会編集制作部デジタルメディア担当
連 載
〔困ったことば〕 京都──尊敬すべき「要注意伝説」の街
古川 圭子(毎日放送)
〔ザ・ショット〕 怒和で土砂災害、懸命の救助──わずかな機会逃さず奥行き意識
竹下 世成(愛媛)
〔世界メディア事情・米国〕 建国以来の危機に抗するメディア──300紙超が「汚い戦争」に一斉反論
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔ウチナーンチュが見た米国③〕 貧困と孤立に抗う──ストリートサッカーでつながる対等な支援
座波 幸代(琉球)
〔特派員の日常から〕 〝巨象〟の影に隠れた女性の涙──続発する性被害の根底にあるいびつな価値観
森 浩(産経・ニューデリー支局)
〔前線記者〕 国策の縮図映す原子力のまち──東海第2原発の新規制基準「合格」を取材して
戸島 大樹(茨城)
〔〝先生〟体験から考える〕 「わくわく」が止まらない──新聞は多様な使い方が可能なツール
酒井 ゆり(中日)
〔わが支局 わが日々〕 「白い氣守」狂想曲
桜井 和憲(埼玉・秩父支局)
随想
地域に根ざす第一歩?
荒牧 航(千葉)
高校野球は地域とともに
中村 正直(デイリースポーツ)
変わるもの、変わらないもの
宮本 明彦(テレビ愛知)
データ&リサーチ 新聞・通信社の従業員数・労務構成調査(2018年4月)
ブックレビュー
新聞日誌(2018年7月)
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