2019年 3月号(No.812)
記者読本2019──記者となる君へ
記者読本2019──記者となる君へ
積み上げた事実に忠実であれ──逆風の中でも重要性増す新聞の役割
松木 健(毎日)
〈報道〉小さな声に耳澄ませ伝える──公平な社会を実現する使命
園部 弘毅(読売)
〈取材〉障壁乗り越え一歩でも迫る──「のぞみ台車亀裂」取材から得たもの
小西 隆久(神戸)
〈文章〉新橋のサラリーマンに向けて書く──分かりやすく、共感を呼ぶ文章で読者に伝える
永田 健(西日本)
〈経済〉鉛筆1本から経済を発想しよう──借り物の言葉では理解されない
藤井 一明(日経)
〈国際〉国益とリアルがキーワード──複雑化する国際問題をどう報じるか
内藤 泰朗(産経)
〈ファクトチェック〉選挙中にファクトチェックの意義──若い世代が担う新たな情報手段の取材
松永 勝利(琉球)
〈キャンペーン〉あおり運転撲滅へのうねり生む──解決策探る「なくせ!危険運転」キャンペーン
辻 真(TBSテレビ)
〈倫理綱領〉新聞倫理綱領「深読み」の勧め──権力のウオッチドッグたれ
大塚 正宸(元新聞協会・新聞倫理綱領検討小委員会委員/元河北)
〈デジタル活用〉「あなたが新聞社」です──テクノロジー活用も取材力
井上 直樹(Google News Lab)
〈販売〉戸別配達網が信頼のよりどころ──知る権利・報道の自由支える
川田 幸雄(新聞協会・販売委員会委員長/読売)
〈広告〉SNS時代の報道とビジネス──新聞の信頼性が価値をつくる
金山 達也(新聞協会・広告委員会委員長/朝日)
〈資料〉データでみる新聞経営の動向(編集部)
〈若手記者が伝える戦争〉
〝被爆者頼り〟のその先へ──元デスクが見た原爆報道と時代の転機
山田 貴己(長崎)
時代を記録する一翼として──個々の戦争体験を後世に受け継ぐ20代記者
鈴木 弘人(東京)
人に迫る本質忘れずに──埋もれた時代の一場面書き留める醍醐味
渡邉 久典(大分合同)
連 載
〔困ったことば(最終回)〕 現場の用語──お茶の間ではなじみなし?
柄沢 晃弘(WOWOW)
〔ウチナーンチュが見た米国⑥(最終回)〕 安心できる居場所をつくる──LGBTを巡る環境から見た人々の力
座波 幸代(琉球)
〔特派員の日常から〕 続く経済成長、強権下の「平和」──ポル・ポト政権崩壊40年のカンボジア
桜井 幸彦(共同・ハノイ・プノンペン支局)
〔前線記者〕 背景に見える消臭ビジネス──札幌市スプレー缶爆発事故を取材して
佐藤 圭史(北海道)
〔ザ・ショット〕 辺野古土砂投入を間近で記録──ドローンが「知る権利」下支え
金城 健太(沖タイ)
〔世界メディア事情・英国〕 ポスト・トゥルース後の英国──ブレグジット劇で分断は深い混迷に
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔〝先生〟体験から考える〕 購読してもらえる価値とは──100回を超える講座に取り組んで
子安 悟(上毛)
〔わが支局 わが日々〕 話題豊富な最東端の街
山本 繁寿(釧路・根室支社)
随想〈『新聞研究』愛読者から新人記者へ〉
「面白がる」姿勢
江田 和宏(下野)
たくさんの引き出しを
富吉賢太郎(佐賀)
先輩の悔恨
秋山 久(元NHK)
ブックレビュー
新聞日誌(2019年1月)
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