2019年 7月号(No.816)
中高年ひきこもりを取材・報道する意味/若手記者がつくる新聞の"おもろい"未来
中高年ひきこもりを取材・報道する意味
20年間の「失敗の教訓」生かせ──対話的な支援に向けた政策転換を
斎藤 環(筑波大、精神科医)
社会保障の観点から考える支援の形──当事者の思い尊重した個別の対応を
粂 文野(読売)
メディアが作り出す虚構の先へ──ルポ連載で突きつけられた課題
永澤 陽生(共同)
声なき声に耳を澄まして──連載が固定観念変えサポートの輪広げる
前島 文彦(山梨日日)
「藤里方式」で生涯現役の町へ──7年越しの取材で見た支援と人材活用の現在地
吉田 新一(秋田魁)
オープンジャーナリズムで壁取り払う──310通の投稿が出発点
今氏 源太(NHK)
国を挙げて孤独に対峙する英国──日本は我慢強いるお一人様礼賛から抜け出せ
岡本 純子(グローコム)
封じられた思いの代弁者として──孤立生む価値観から脱却し希望届けよ
池上 正樹(ジャーナリスト、KHJ全国ひきこもり家族会連合会)
若手記者がつくる新聞の"おもろい"未来
持続可能な新聞像への挑戦──おもろい新聞プロジェクトで探る可能性
藤原 学(神戸)
局超えて咲かせるアイデアの花──試行錯誤重ねた次世代研究所の5年間
福岡 範行、奥野 斐(東京)
NSK経営リポート
「健康経営優良法人」取得で労働環境を整備
認定挑戦で新たな取り組みに着手──最重要経営資源「人材」の健康に投資
伊藤 実知子(朝日)
1年半で働き方が大きく変貌──トップダウンで地域面降版時間を前倒し
古頭 哲(山形)
EUがネット上の著作権保護で法改正──デジタル時代に新聞社の味方になるか
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
デジタル対応に向けた変革が急務──WAN―IFRAグラスゴー大会から
新川 周平(新聞協会)
NIBの方策と進路 世代つなぐ情報ツールに──NIE全国大会のレガシー「新トレ」発進
礒崎 真澄(岩手日報)
連 載
〔ザ・ショット〕 上昇するロケット夢中で追う──記者の心構えを見つめ直す
新井 拓海(十勝毎日)
〔前線記者〕 地域の厳しい実情を見つめ直す時──保守分裂の島根県知事選挙を取材して
高橋 利明(山陰中央)
〔特派員の日常から〕 新デザインより復元望む人々──パリ・ノートルダム大聖堂火災から3か月
川上 幸治(読売テレビ・パリ支局)
〔〝先生〟体験から考える〕 新聞は気付かせてくれる──しなやかな多様性を子どもたちに
松村 和彦(熊本日日)
〔わが支局 わが日々〕 女性市議を当たり前に
片野 裕之(南日本・鹿屋総局)
随想
曲がり角のコンビニ
小渕紀久男(上毛)
「一期一会」
三島 亮(新潟)
50代の役者デビュー
下川 宏樹(大分合同)
ブックレビュー
新聞日誌(2019年5月)
※「世界メディア事情」は休載します。
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