2020年 5月号(No.824)
地方紙にとっての統合編集/女性記者の現在──性差別と向き合う
地方紙にとっての統合編集
意識の変革進め多メディアで発信──報道機関の社会的使命果たすために
堺 成司(西日本)
ニーズ満たす報道で購読者を獲得──電子版の閲覧状況を分析し紙面に生かす
中山 純(山梨日日)
「紙もデジタルも」重視し未来開く──紙面ビューアー公開で新たな価値を提供
青柳 貴文(北海道)
コンテンツの力で読者数を伸ばす──カープ・原爆平和報道を二本柱に
島田 俊之(中国)
デジタルで地域の課題に向き合う ──「過去」「未来」活用し記事をアップデート
安倍 樹(河北)
女性記者の現在──性差別と向き合う
当事者としてつながり、声上げる──『マスコミ・セクハラ白書』が問う現状
森 映子(時事/メディアで働く女性ネットワーク)
アンケート結果から問題を可視化──国際女性デーに合わせ12面にわたり企画展開
知花 亜美(琉球)
社内のジェンダーバランス実現を──明日からできる50:50プロジェクト
白河 桃子(昭和女子大/相模女子大)
刑事裁判記録の報道活用への壁──事件の検証のため制度改革を
青島 顕(毎日)
【経営リポート】書籍DXの構築を本格化──日経グループ出版2社、経営統合の狙い
吉田 透(日経)
【経営リポート】半数超が新聞発の情報に毎日接触──「2019年新聞オーディエンス調査」結果から
新聞協会広告部
連 載
〔ザ・ショット〕 マスク姿の卒業式──生徒の心情に思いはせる
長内 健(東奥)
〔世界メディア事情・米国〕 新型コロナで地方紙に大打撃──デジタルへの取り組みが明暗分ける
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔ヘイトスピーチ問題を考える②〕 地元紙が少数者の盾に──人権と表現の自由を守るために
石橋 学(神奈川)
〔わが支局 わが日々〕 コロナに揺れる商都
塚越 毅(上毛・高崎支社)
〔特派員の日常から〕 「実態把握」の難しさ痛感──新型コロナ・外出制限続くイタリアで
笹子美奈子(読売・ローマ支局)
〔"先生"体験から考える〕 教育は縦の糸、新聞は横の糸──記者と教師の連携で育む子どもの未来
礒崎 真澄(岩手日報)
〔前線記者〕 遺族取材が持つ意義──ニュージーランド地震の被災地市長来日を取材して
市江 航大(北日本)
随想
完了しない「備え」
梶岡 修一(神戸)
明日は変えられる
藤井 庸義(日本農業)
採用試験
今野 勉(テレビマンユニオン)
ブックレビュー
新聞日誌(2020年3月)
定価880円(本体800円+税)