2020年 7月号(No.826)
新型コロナウイルスと報道 第2回
新型コロナウイルスと報道 第2回
メディアに課せられた二つの検証──戦後、災後、コロナ禍後を描く使命
橋詰 邦弘(共同)
長期戦見据え慎重な伝え方を──求められる医療の枠を超えた報道
田中 泰義(毎日)
放送の常識を変える転機に──前例のない事態に対応したテレビ報道の現場
堀部 敏男(NHK)
地図のない紙面作りで見た未来像──イベント自粛のなかスポーツ紙にできること
山本 理(報知)
メディアはデマとどう向き合うか──民主主義強化のため積極的なファクトチェックを
瀬川 至朗(早大)
地域の状況
〈東京〉筋書きなき小池劇場を追う
原 昌志(東京)
〈大阪〉府を司令塔に独自策を展開
清宮 真一(産経大阪)
〈北海道〉感染拡大があぶり出した社会の弱点
今川 勝照(北海道)
新聞社自ら格差是正に取り組む意味──ジェンダー平等宣言は何を目指すか
井原 圭子(朝日)
〈インタビュー〉オンライン取材の実践と課題──リモートワークで変わるニュースルームの形
井上 直樹(グーグルニュースラボ)
【経営リポート】青少年のSNSトラブルを防ぐ──事業者によるリテラシー教育と連携の深まり
江口 清貴(LINE/ソーシャルメディア利用環境整備機構)
【経営リポート】5Gが変革する報道の未来──記者の個性を表現する場が格段に広がる
安島 博之(博報堂DYメディアパートナーズ)
デジタル展開の鍵握るデザイン──「一目瞭然」を原点に進化する表現
田邉 貞宏(朝日)
連 載
〔ザ・ショット〕 疫病退散へ遠隔祈願──一隅照らす真摯な姿を捉える
杉浦 崇仁(下野)
〔ヘイトスピーチ問題を考える④〕 ネット時代の人権・同和教育──高校生による差別本メルカリ販売を取材して
山本 礼史(佐賀)
〔世界メディア事情・英国〕 個人の顔が見える新型コロナ報道──感染者・医療従事者への差別を防ぐ
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔特派員の日常から〕 肥大する防疫大国の自尊心──韓国・2週間の自宅隔離体験記
渡邊 康弘(フジテレビ・ソウル支局)
〔"先生"体験から考える〕 若者が絶えない投書欄の力──社会とつながる自覚を養う出前授業
渡部 育夫(福島民報)
〔前線記者〕 107人の命を語り継ぐ──尼崎JR脱線事故15年を取材して
前川 茂之(神戸)
〔わが支局 わが日々〕 映画のまちをかける
持田 謙二(中国・尾道支局)
随想
勝負はこれから
木村 和彦(デーリー東北)
愚直な旗
大塚 清一郎(新潟)
「デジタルから来ました」
円城 得之(京都)
ブックレビュー
新聞日誌(2020年5月)
定価880円(本体800円+税)