2020年 12月号(No.830)
安倍政権とメディア/デジタルメディアセミナー「変わる編集局──DXにどう向き合うか」
安倍政権とメディア
長期政権下で見えた報道の課題──安倍政権のメディア戦略とその破綻
牧原 出(東大)
特報部が見つめた足元の分断──政治と呼応し排外的な空気が拡大
橋本 誠(東京)
憲法改正の論点提示が報道の役割──政局化で実のある議論が進まなかった7年8か月
田中 一世(産経)
空洞化する公文書管理を問う──毎日新聞のオンライン発信が支持集めた背景
日下部 聡(毎日)
アベノミクスの功罪を多角的に──経済運営の現場の息遣いから読み解く政策
有光 裕(読売)
分断越え「つなぐジャーナリズム」を──切り崩された権力監視機能を取り戻す
徳山 喜雄(ジャーナリスト/立正大)
〈新聞協会 デジタルメディアセミナー パネルディスカッション〉
変わる編集局──DXにどう向き合うか
野村 周(朝日)/山崎 浩志(日経)
堺 成司(西日本)/古田大輔(メディアコラボ=コーディネーター)
戦争への怒り胸に人と絆追う──報道写真家・沢田教一没後50年に寄せて
斉藤 光政(東奥)
メディア史の新たな地平をひらく──20世紀メディア研究所の20年
土屋 礼子(早大)
世論形成をそぐネットの記事選択──新聞の詳報を読ませる二つの工夫とは
石堂 彰彦(成蹊大/中央大)
【2020年日本新聞協会・地域貢献大賞】
地域活性化を担い10周年、多久ちんどん芸能隊
宮口 昭博(佐賀新聞東多久販売店)
選考経過・受賞活動一覧
連 載
〔わが支局 わが日々〕 仕事×休暇の誘致模索
豊竹 喬(静岡・熱海支局)
〔ザ・ショット〕 紙幅いっぱい自然の息吹届ける──パノラマ写真、実はスマホで
森本 敦士(高知)
〔〝先生〟体験から考える〕 新聞を身近に感じる授業を──「信頼性」をアピールしながら
慶田 久幸、戸谷 真美(産経)
〔前線記者〕 制度解説し判断材料を提示──大阪都構想の住民投票を取材して
増田 勇介(朝日)
〔特派員の日常から〕 「パレスチナ抜き」で禍根も──イスラエルがアラブ諸国と関係正常化
吉岡 良(時事・エルサレム支局)
随想
地元の魅力は
久本 俊彦(釧路)
長い停滞と「核禁条約」
田渕 徹郎(長崎)
国際子ども図書館の20年
堀 純子(国立国会図書館)
ブックレビュー
欧米メディア動向(2020年9~10月)
新聞日誌(2020年10月)
2020年総目次(No.821~830)
定価880円(本体800円+税)