2021年 3月号(No.832)
記者読本2021──新人記者に向けて
記者読本2021──新人記者に向けて
コロナ禍だからこその新聞の意義──逆風に負けずひたすら事実追う覚悟を
井口 文彦(産経)
〈取材〉オンラインの活用とその限界──コロナ下での取材から考える
恒次 徹(読売)
〈文章〉簡潔さと言い換える力──伝わる文章を書くために
嵯峨 仁朗(北海道)
〈実名〉取材対象と向き合うことが出発点──自然と名前を語れる社会を目指して
西川 圭介(朝日)
〈課題解決型報道〉JODから見える記者の在り方──市民との関係を結びなおす装置として
福間 慎一(西日本)
〈ファクトチェック〉横の連携で偽・誤情報に対抗──世界各国の記者が取り組む事実検証の手法
日下部 聡(毎日)
〈調査報道〉知ろうとしないことは罪──思い込みを捨て事実に迫る
清水 潔(日本テレビ)
〈販売〉ラストワンマイルを担う──明日を生きようとする力届ける配達員
佐熊 龍治(新聞協会・販売委員会委員長/日経)
〈広告〉VUCA時代で新聞が再評価──企業コミュニケーションの変化も追い風
牧江 邦幸(新聞協会・広告委員会委員長/日経)
〈資料〉データでみる新聞経営の動向(編集部)
〈先輩記者から〉
〈調査報道〉女性の目線で手繰り寄せる
品川 絵里、鎌田 理沙(共同)
〈地方と中央〉現場は地方にこそある
浜崎 達朗(高知)
〈歴史の記録〉地域の過去に問い掛ける
斉藤 弘伸(上毛)
〈コロナ禍〉読者の代表として疑問解く
石川 雅浩(北日本)
〈運動〉信頼される喜び
矢野 匡洋(中国)
〈写真〉読者の心に響く一枚を
浅井 慶(中日)
2020年メディア関係判例回顧
争われたリツイートの意味──SNSでの権利侵害の要件とは
曽我部真裕(京大)
書くことと真剣に向き合う──教育プログラム「記者トレ」の可能性
井藤 元(東京理科大)
【経営リポート】宮日SDGs宣言を発表──取り組み通じ地域の未来築く
杉尾 守(宮崎日日)
連 載
〔ザ・ショット〕 風雪やむ瞬間をドローンで狙う──バッテリー温め稼いだ飛行時間
杉本 哲大(福井)
〔〝先生〟体験から考える(最終回)〕 新聞の価値を記者の言葉で──真実より感情が優先する時代に
関口 修司(新聞協会)
〔世界メディア事情・英国〕 コロナ下で世界の声に触れる──オンラインイベントやポッドキャストが盛況
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔わが支局 わが日々〕 子育て支援で人気の地
佐藤 章史(大分合同・豊後高田支局)
〔前線記者〕 ファンの支持得て完走も課題散見──コロナ禍の大相撲初場所を取材して
大渕 英輔(スポニチ)
〔デジタル時代の新聞の公共性研究会(5)〕
〈基調報告 2021年1月13日〉表現の自由の理論がデジタル社会で直面する課題
鈴木 秀美(慶大)
偽情報対策とプラットフォーム規制
宍戸 常寿(東大)
知る権利を守る意義
石川 正宏(河北)
随想
あり得ないご褒美
佐藤 進(岩手日日)
中部経済界の閉塞感
坂本 和優(中部経済)
試練の先の未来
市村 元(「地方の時代」映像祭)
〔データ&リサーチ〕
①日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2020年)
②第57回全国新聞販売所従業員総数調査(2020年)
ブックレビュー
新聞日誌(2020年12月、21年1月)
定価880円(本体800円+税)