2021年 4月号(No.833)
東日本大震災から10年
東日本大震災から10年
問われるのは続ける力──一人一人に向き合う原点を忘れずに
川村 公司(岩手日報)
全国に広がる防災・減災教育──教訓を共有し後世に命の尊さ伝える
今野 俊宏(河北)
復興のこれからを考える──試される「社会を創造する力」
安斎 康史(福島民報)
提言通じ地域の未来を探る──子どもたちが胸を張れる将来のために
小野 広司(福島民友)
政府を監視する役割の再認識を──災害法制と原発政策からの視点
坪井ゆづる(朝日)
防災意識高め将来の地震に備える──災害の記憶分かち合う地元紙が連携
榊原 智康(中日)
災禍におけるメディアの役割──真偽不明の情報を正す新聞への期待
遠藤 薫(学習院大)
犠牲者ゼロ目指し震災記録の発展を──デジタルアーカイブ「みちのく震録伝」の歩み
柴山 明寛(東北大)
真のユーザーファーストとは──「マスコミをやめる。」宣言が見据える変革の道筋
奈良岡将英(静岡・静岡放送)
【経営リポート】SDGs推進企業を多面的に支援──課題解決に向け内外で展開
田中 博文(日経)
【経営リポート】コロナ禍で進んだ新聞のDX──「2020年日本の広告費」から見る動向
北原 利行(電通)
連載
<ザ・ショット> 差し込む光芒に希望込めて──黄金色の大地に200ミリで迫る
吉田 雅宏(茨城)
<世界メディア事情・フランス> 記事使用料めぐる争いが決着──仏新聞社と米IT企業が合意
高橋 真美(在仏ジャーナリスト)
<【新連載】新聞モノ語り> 二・二六事件時の電ガラ──記録をもって歴史への責任果たす
前田 浩次(朝日)
<わが支局 わが日々> 対抗意識が発展に奏功
片野 透(新潟・三条総局)
<前線記者> 感染リスクのなか長期戦を展開──相次ぐ大型クラスターを取材して
星野 真(北海道・旭川支社)
随想
営業に学ぶ編集
今若 靖男(山陰中央)
千里眼と熊本地震
荒木 正博(熊本日日)
県境をゆく
高桑 和彦(上毛)
データ&リサーチ
①新聞用紙の需給動向(2020年)
②2020年新聞オーディエンス調査
ブックレビュー
新聞日誌(2021年2月)
定価880円(本体800円+税)