2021年 8-9月号(No.837)
「読まれる記事」をどう届けるか
「読まれる記事」をどう届けるか
広がるデジタル発信と社内改革──紙とウェブの真の融合に向けて
石田 博士(朝日)
ファンを核に課題解決へ向け行動──良質なコミュニティー形成が成否を握る
高塚 保(毎日)
バーティカルメディアを収入の柱に──月平均5千万PV超えの「まいどなニュース」
佐藤 利幸(神戸)
データに基づいて探る読者像──デジタルメディアの評価指標を考える
田島 将太(データアナリスト/アプネア)
新聞社のDXが直面する課題──コンテンツを届けるためのテクノロジー
大東 洋克(キメラ)
転換の意思問われるメディア──読者が買ってまで読みたいコンテンツとは
島 契嗣(マカイラ)
伝え手と受け手の新たな関係結ぶ──NHK取材ノートの試み
近堂 靖洋(NHK)
次世代が求めるメディアの形とは──特化型企画で若者の今を学び接点を探る
田中 祐作(長崎)
拡大する電子出版ユーザー──巣ごもり需要が影響した2020年出版市場
柴田 恭平(全国出版協会)
アテンション・エコノミーと報道──デジタル言論空間のあり方を問う
山本 龍彦(慶大)
入管法改正あらためて徹底審議を──スリランカ人女性の「死」解明も
中島 正喜(共同)
『調査情報』のこれまでとこれから──メディア論からメディアリテラシーへの展開
藤原 康延(TBSメディア総合研究所)
【経営リポート】環境負荷低減で他企業と提携──SDGs達成に向け社会的責任を果たす
日江井俊男(読売)
連 載
〔ザ・ショット〕 川面に舞うホタルの光跡──レリーズ握りしめ5分27秒露光で
田村 文明(山陽)
〔特派員の日常から〕 ロシアも手を焼く独裁者──ベラルーシ・ルカシェンコ政権と旅客機強制着陸
則定 隆史(北海道・モスクワ支局)
〔世界メディア事情・米国〕 米メディアが遠隔イベントに注力──コロナ禍収束後の新たな収益源目指す
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔新聞モノ語り〕 きのこ雲下の惨禍伝える写真──被爆カメラマンの葛藤
岡田 浩一(中国)
〔わが支局 わが日々〕 ウポポイの真の役割は
下川原 毅(苫小牧・白老支局)
〔前線記者〕 接触相手限られ取材難航──縄文遺跡群の世界遺産登録を取材して
熊谷 慎吉(東奥)
随想
95歳からのファンレター
成田 幸男(陸奥)
コロナ禍の自治体力
金井 辰樹(北陸中日)
マスクが隠していたもの
大日向雅美(放送倫理・番組向上機構/恵泉女学園大)
ブックレビュー
新聞日誌(2021年6月)
定価880円(本体800円+税)