2021年 10月号(No.838)
東京五輪・パラリンピック──コロナ下の報道
東京五輪・パラリンピック──コロナ下の報道
歴史的な大会にふさわしい紙面を──賛否渦巻いたスポーツイベントをいかに伝えたか
三橋 信(読売)
国内公式通信社で臨んだ東京五輪──環境面で優遇も人数制限が誤算
小林 伸輔(共同)
読者の声に添いリスクを問う──地元紙だからこそ「命と暮らし優先」
加古 陽治(東京)
スポーツ記者の自覚育てる契機に──パンデミックに翻弄された祭典を取材して
中出健太郎(スポニチ)
開催の是非が問われた大会とメディア──1964年への郷愁を超えて
浜田 幸絵(島根大)
札幌に来たマラソン・競歩
佐藤 裕則(北海道)
苦境でこそ心躍る記事を
松森 茂行(デイリースポ)
被災地が見た復興五輪の虚構
寺島 英弥(ローカルジャーナリスト)
第41回新聞広告賞
コロナ禍で絆深めたメッセージ──第一生命保険が新聞広告大賞を受賞
新聞協会広告担当
日本人による国際報道の可能性──主体的かつ客観的な視点を大切に
杉田 弘毅(共同)
異見唱えられぬ「無声」の香港へ──リンゴ日報の廃刊で進む一国二制度の死
野嶋 剛(ジャーナリスト/大東文化大)
熱海の大規模土石流と向き合う──被害速報し検証・復興への取り組み伝える
松岡 雷太(静岡)
知の拠点としての再出発に向けて──「日本メディア学会」とジャーナリズム研究
伊藤 守(日本マス・コミュニケーション学会/早大)
自由闊達かつ謙虚に絶対客観を貫く──人間を理解するため知の総合を試みた立花隆さん
岡田 朋敏(NHK)
【経営リポート】ファスト映画の問題点と対策──広がる著作権侵害の実態
後藤 健郎(コンテンツ海外流通促進機構)
連 載
〔ザ・ショット〕 大技の連続で金メダルつかむ──「距離取って」で場所取り激化
川口 良介(産経)
〔世界メディア事情・フランス〕 ワクチンをめぐる偽情報との闘い──接種義務化で陰謀論やデモが激化
高橋 真美(在仏ジャーナリスト)
〔新聞モノ語り〕 言論弾圧に抗した「新聞の葬式」像──ユーモアあふれる批判に民衆も賛同
楠瀬 慶太(高知)
〔わが支局 わが日々〕 世界遺産なるも道半ば
長嶺晃太朗(琉球・北部支社)
〔前線記者〕 放置されていた危険な通学路──八街児童5人死傷事故を取材して
馬場 秀幸(千葉)
随想
五十の手習い
田中 禎浩(福井)
読者の支持あってこそ
池上 治徳(徳島)
番組アーカイブの責務
斎藤 信吾(放送番組センター)
〔データ&リサーチ〕 情報サービス現況調査(2021年4月)
ブックレビュー
新聞日誌(2021年7~8月)
定価880円(本体800円+税)