2022年 3月号(No.842)
記者読本2022
記者読本2022
「最善の希望」であるために──人生のパートナーとしての新聞
大場 司(東京)
〈取材〉「五感で書く」を意識しよう──変化に対応するための創意工夫を
木ノ元陽子(中国)
〈報道〉弱い立場の人の声に光を──事実を積み重ねて理不尽を正す
木戸 哲(毎日)
〈文章〉読者に「伝わる」言葉とは──いつか来る明日に向けた表現の蓄積を
森田 景史(産経)
〈災害〉それは社会の生の姿かもしれない──3・11報道から学ぶべきこと
清水 美明(読売)
〈地方紙の役割〉風を吹かせよう──住みよい地元を育てる営み
松川 敦志(秋田魁)
〈テレビの現場から〉想定超えたやりとりを生み出す──インタビューの醍醐味と表現の模索
大越 健介(ジャーナリスト/テレビ朝日)
〈販売〉信頼される情報を未来の読者へ──新聞ジャーナリズムの根幹支える戸別配達
石井 武志(新聞協会・販売委員会委員長/朝日)
〈広告〉デジタル時代の新聞広告──変わりゆく新聞ビジネスを反映
安部 順一(新聞協会・広告委員会委員長/読売)
〈資料〉データでみる新聞経営の動向(編集部)
〈先輩記者から〉
〈地域の課題〉外国人労働者の実情追う
竹端 集(信濃毎日)
〈健康と社会〉自身の「なぜ」と向き合う
東山 聡志(下野)
〈戦争体験の継承〉切り口変えて絶え間なく
中原 岳(西日本)
〈運動〉地元で五輪パラと向き合う
山本 一真(静岡)
〈写真〉思い巡らせニュース捉える
金田侑香里(北日本)
新しい資本主義をどう報じるか──「分配」名目のバラマキ監視を
高見 浩輔(日経)
放送は通信にのみ込まれるのか──テレビ主要局が番組ネット同時配信へ
原 真(共同)
連 載
〔ザ・ショット〕 歴史に立ち会い心を写す──構図に気を配り表情に集中
松村 和彦(京都)
〔世界メディア事情・英国〕 開局1世紀迎え岐路に立つBBC──問われる受信料制度のあり方
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔前線記者〕 大量殺人の再発をどう防ぐか──大阪ビル放火事件を取材して
小崎 曉(時事)
〔新聞モノ語り〕 口蹄疫での簡易新聞受けと防護服──配達・取材時の感染防ぐ
戸高 大輔(宮崎日日)
〔わが支局 わが日々〕 地域が守る美しい星空
岸本 渉(山陽・井原支局)
〔デジタル時代の新聞の公共性研究会(10)(11)〕
〈基調報告 2021年11月30日〉ネット空間における新聞情報の正確性
松井 正(読売)
〈基調報告 2021年12月14日〉新聞と市民との対話、説明責任
山之上玲子(朝日)
随想
悩み多きふるさと
西村 卓也(北海道)
合縁奇縁
堅田 正剛(高知)
これからの学生新聞
川出 良枝(東京大学新聞社/東大)
〔メディアスコープ〕 コロナ下でも進む技術革新──WAN―IFRA世界大会をオンライン開催
過渡期の選挙予測調査──各社で割れた衆院選情勢分析
〔データ&リサーチ〕
①日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2021年)
②第58回全国新聞販売所従業員総数調査(2021年)
③2021年新聞オーディエンス調査
ブックレビュー
新聞日誌(2021年12月、22年1月)
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