2022年 5月号(No.844)
ウクライナ侵攻と報道の視点 第1回
ウクライナ侵攻と報道の視点 第1回
開戦当日のキーウから報じて─総合力でロシアの「侵攻の論理」問う
喜田 尚(朝日)
刻々と動く情勢と背景に迫る─報道の覚悟が問われる事態を前に
広瀬 英治(読売)
世論調査から見るロシアの思考─社会の分断が生み出すプーチン支持
佐々木正明(大和大)
暴力の回帰で戦慄と煩悶の欧州─問われる民主主義と安全保障の行方
軍司 泰史(共同)
核の脅しは断固許さず─被爆地の視座にこだわり警鐘鳴らし続ける
吉原 圭介(中国)
「武器」としてのフェイクの脅威─ソーシャルメディアでの情報戦にどう向き合うか
平 和博(桜美林大)
毎日新聞創刊150年のあゆみとこれから─「コミュニケーター・カンパニー」めざす
古田 信二(毎日)
韓国メディアの大統領選報道─保革大接戦をどう伝えたか
高野 洋(NHK)
あさま山荘事件を紙面で振り返る─50年ぶりに世に出た「1次史料」
矢沢健太郎(信濃毎日)
アサリ産地偽装を追った5年間─当事者の顔出し告発で出荷停止
吉田 駿平/吉田 翔(CBCテレビ)
ウェブで記事の多メディア展開を─創意工夫で開く雑誌ジャーナリズムの将来
酒井 信(明治大)
日本語の正書法の在り方として─全面改訂された「新聞用語集」2022年版を刊行
関根 健一(新聞協会)
【経営リポート】広告業務基盤の共同利用へ─クラウドで存続可能なインフラに
野瀬 広毅(日経)
連 載
〔ザ・ショット〕 寒空の下のコマイ干し─太陽の白飛び抑え弱くストロボを
伊丹 恒(北海道)
〔新聞モノ語り〕 反骨の言論人・菊竹六鼓のノート─五・一五事件で社を挙げて闘う
久永 健志(西日本)
〔世界メディア事情・米国〕 戦禍伝える新たな報道の形─遺体の写真が物語る過酷な現実
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔前線記者〕 継続的な母子支援につなげるために─国内初の「内密出産」を取材して
清島 理紗(熊本日日)
〔支局の日々から〕 義時人気を分散観光に
鈴木 崇宏(神奈川・鎌倉支局)
随想
北京五輪を全力報道
高久 佳也(十勝毎日)
プラ殻の不都合な真実
岡山 一郎(山陽)
「TOKYO発」を支えて
平戸 嘉之(日本外国特派員協会)
ブックレビュー
新聞日誌(2022年3月)
定価880円(本体800円+税)