2022年 6月号(No.845)
ウクライナ侵攻と報道の視点 第2回/沖縄復帰50年を報じる
ウクライナ侵攻と報道の視点 第2回
OSINTから迫る戦争の実態──データとビジュアル生かしニーズに応える
江村 亮一(日経)
命断たれたロシアの報道の自由──言論統制強化でノーバヤ・ガゼータ紙停刊
松島 芳彦(共同)
出口見えぬ米国の関与を追う──長期化で高まるロシアの核使用のリスク
渡辺 浩生(産経)
見通せない北方領土問題の行く末──迷走する対ロ外交を追い続ける
渡辺 玲男(北海道)
国際規範の萌芽をつくる──SNS時代の反戦・平和運動の展開
五野井郁夫(高千穂大)
沖縄復帰50年を報じる
返還で何が変わったのか──懸命に生きてきた個人の記憶を後世に
福元 大輔(沖タイ)
届かぬ県民の声を伝え続ける──問われる日本国民の向き合い方
新垣 毅(琉球)
今なお残る沖縄と本土の距離感──証言と調査をまとめて半世紀を解説
高木 雅信(読売)
自分ごとの意識を持ち続けて──島とヤマトの距離を縮めるために
高田 佳典(西日本)
「書かない」部署の積極発信──社会で高まる校閲の知見へのニーズ
大木 達也(毎日)
主権者教育と新聞の役割──高校生との接点となる記事を
藤井 剛(明治大)
ヤジの排除は表現の自由を侵害──声上げた市民らと協同で北海道警を追及
山﨑 裕侍(北海道放送)
【経営リポート】資材から見るカーボンニュートラル──新聞業界と製紙業界の連携を
梅津 譜(日本政策投資銀行)
連 載
〔ザ・ショット〕 光を求めて祈りは強く──異例の御開帳を後世に伝える
中村 桂吾(信濃毎日)
〔世界メディア事情・トルコ〕 規制強まり問われる言論の自由──ウクライナ侵攻報道とメディアの現状
佐野 圭崇(NHK)
〔新聞モノ語り〕 社屋焼失防いだ手押しの消防ポンプ──戦下の経験をいまに引き継ぐ
石川 雄康(河北)
〔支局の日々から〕 ターミナル拡張に希望
渡邊 翔太(千葉・成田支局)
〔前線記者〕 保守三つどもえの死闘に──石川県知事選を取材して
清水 義晃(北國)
随想
春の色、初夏の色
菊地 幹(東奥)
忘れられた人たち
寺本 政司(中日)
「四季」の小窓から
鈴木 祐子(日本農業)
〔データ&リサーチ〕 ウィズコロナ時代の新聞メディア調査
ブックレビュー
新聞日誌(2022年4月)
定価880円(本体800円+税)