2022年 7月号(No.846)
地域の生活基盤を考える/ウクライナ侵攻と報道の視点 第3回
地域の生活基盤を考える
「賢く縮む」地域づくりを提言──教育格差の是正に必要な発想とは
宇野 一征(北海道)
危機に瀕したローカル線の行方──求められる社会インフラとしての視点
荒木 紀貴(中国)
LRTで変わるまちを報じる──30年越しの整備計画を見つめ続けて
岩村由紀乃(下野)
持続可能な医療の在り方を探る──意識改革を促す地方紙の役割
坂本由美子(山形)
〝孤独焼死〟が突き付けたもの──中山間の「声」から浮かぶ課題
浜田 成和(高知)
地域の持続可能性とメディア──中・長期的な視野に立った報道を
作野 広和(島根大)
ウクライナ侵攻と報道の視点 第3回
終わりの見えない戦いを報じて──開戦に至る道のりと戦争の惨禍
大前 仁(毎日)
子どもたちにどう伝えるか──「自分ごと」と感じてもらうために
石川 剛(読売)
日本社会への影響どう報じたか──ウクライナ避難民受け入れと在日ロシア人
森 龍太郎(NHK)
ロシアの残虐行為から真実を守る──ウクライナから問う理念の実践と報道の継続性
古川 英治(ジャーナリスト)
公益通報者保護法を報道に生かす──法改正で内部告発のハードル下がる
奥山 俊宏(上智大)
分断続くフランス映した大統領選──本質をゆがみなく日本の読者に
永田 潤(共同)
取材を尽くし疑問を社会に問う──再審請求審が進む飯塚事件を連載で検証
中原 興平(西日本)
【経営リポート】創立80周年でSDGsを本格化──地域から世界の課題を解決へ
西本 徹(熊本日日)
連 載
〔新聞モノ語り〕 無事故で活躍したプロペラ飛行機──入社から定年まで社員見守るシンボル
佐藤 正章(中日)
〔ザ・ショット〕 「四万ブルー」に差し色を──細心の注意でドローン撮影
石田 貞之(上毛)
〔世界メディア事情・英国〕 前線を目指した兵士たちの声──英テレビ局のウクライナ侵攻報道
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔前線記者〕 前理事長の君臨とガバナンス不全──日本大での背任事件などを取材して
吉原 実(産経)
〔支局の日々から〕 新幹線開業で飛躍の時
澤登 滋(佐賀・西部支社)
随想
喪失を抱きしめて
榊 悟(岩手日報)
首相の地位は重い
高橋 正光(時事)
日本企業と舞台
水品 唯(電波)
〔メディアスコープ〕 19歳被告の初の実名報道──対応割れるも重大性考慮し紙面は実名多数
ブックレビュー
新聞日誌(2022年5月)
定価880円(本体800円+税)