2023年 3月号(No.852)
記者読本2023
記者読本2023
事実確認の徹底を──専門知識の勉強が大切
前木理一郎(読売)
〈報道〉声なき声を可視化して使命果たす──隠された真実と問題が社会を動かす
大久保真紀(朝日)
〈文章〉読みやすく分かりやすく──受け取る側への配慮を忘れずに
山野公寛(河北)
〈調査報道〉誰にでも開かれた新たな手法──可能性広がるオシントの実例から
八田浩輔(毎日)
〈デジタル時代の取材〉事実を確認し論点を提示する──ネットで拡散した公園廃止問題を巡って
牧野容光(信濃毎日)
〈ジェンダー〉「地域からジェンダー平等」に挑む──メディアの足元にも多様性を
山脇絵里子(共同)
〈災害報道〉何を伝えるか原点に立ち返る──次への教訓をくみ取るために
今川勝照(北海道)
〈地方紙の役割〉見続けてこそ分かる真実──読者目線が原動力に
辻村圭介(佐賀)
〈新聞へのメッセージ〉一歩踏み出す挑戦を──二つのDの改革を皆さんの手で
浜田敬子(ジャーナリスト)
〈販売〉戸別配達網を守り報道支える──読者と記者つなぐ全国の配達員
岩上秀憲(新聞協会・販売委員会委員長/読売)
〈広告〉「いま、いいよね新聞広告」──健全な言論・報道を支えるために
近藤豊和(新聞協会・広告委員会委員長/産経)
〈資料〉データで見る新聞経営の動向
〈先輩記者から〉
〈地域社会〉今こそ「ド・ローカル」
長美咲(西日本)
〈地域社会〉風化する記憶を後世に
中嶋寿美子(山梨日日)
〈国際〉現場で確かさを見極める
蜘手美鶴(中日)
〈運動〉ネットと紙面で視点変える
知手健人(デイリースポ)
〈写真〉報道写真とは何か
目良友樹(日経)
2022年メディア関係判例回顧
訴訟から垣間見える社会の分断──「いいね」は名誉感情の侵害か
曽我部真裕(京都大)
聯合・同盟配信写真を公開──デジタルアーカイブで7千枚を歴史検証の材料に
東郷吾朗(新聞通信調査会)
連 載
〔ザ・ショット〕 土砂崩れの悲劇──経験重ねたドローンで冷静に
堀川貴志(山形)
〔世界メディア事情・英国〕 広がるハイブリッド勤務──編集チームの結束薄れる懸念も
小林恭子(在英ジャーナリスト)
〔新聞モノ語り〕 前途には苦難の道があろうとも──分裂時の「新岩手日報発刊の言葉」
菅原和彦(岩手日報)
〔前線記者〕 現職対元職の争いで民意を二分──河野氏辛勝の宮崎県知事選を取材して
草野拓郎(宮崎日日)
〔支局の日々から〕 転機のウサギ島
渡部公揮(中国・竹原支局)
随想
「京都ファースト」の顛末
高田敏司(京都)
復帰50年の憂鬱
宮城栄作(沖タイ)
テレビはどこへ行く
川村誠(NHK放送博物館)
〔データ&リサーチ〕
①日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2022年)
②第59回全国新聞販売所従業員総数調査(2022年)
③新聞オーディエンス調査(2023)
ブックレビュー
新聞日誌(2022年12月、2023年1月)
定価880円(本体800円+税)