2023年 5月号(No.854)
ウクライナ侵攻と報道の視点 第4回
ウクライナ侵攻と報道の視点 第4回
戦争の犠牲を浮かび上がらせる──現地で足を使う大切さを実感
高野 裕介(朝日)
テレビと新聞の強みを複合的に発揮──多角的な報道に適するBS報道番組
飯塚 恵子(読売)
被爆地から見た戦禍と平和の祈り──グローバルとローカルをつなぐ役割
岩佐 誠太(長崎)
国境を越えた多面的な取材を─多様なアクターの背景にも迫る
春名 幹男(国際ジャーナリスト)
戦場報道から戦争報道へ──ヒュミントの手法で戦争や人間の本質に迫る
武田 徹(ジャーナリスト/専修大)
【経営リポート】ネット記事・広告の真正性向上─オリジネーター・プロファイルの可能性とは
クロサカタツヤ(オリジネーター・プロファイル技術研究組合)
なんのためのジャーナリズム論──〈doing journalism〉の取り組みから
松永 智子(東京経済大)
必要なのはオープン・シェア革命──取材手法の可視化の意義
熊田 安伸(スローニュース)
知る権利守りオフレコの功罪を意識──荒井勝喜秘書官差別発言報道を考える
中田 卓二(毎日)
俯瞰した取材で警鐘鳴らす──全国で相次いだ広域強盗事件を追って
王 美慧(産経)
国家の秘密と知る権利の総括を──沖縄密約報道とメディア規制強化
西條 高生(共同)
TSMC新工場建設で変わる熊本──地域経済への影響を多角的に報じる
前田 克(熊本日日)
SNS時代にどう読ませるか──WBC日本代表の活躍を伝える
箕嶋 正治(報知)
連 載
〔ザ・ショット〕 カキ養殖の筏と夕日──マジックアワーの色合い表現
小林 良多(神戸)
〔特派員の日常から〕 ブラジル首都中枢の襲撃を取材──あいまいな幕引きに懸念も
市川 亮太(時事・前サンパウロ支局)
〔世界メディア事情・米国〕 対話型AIがもたらす衝撃──危険性を伝えるメディアの役割
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔前線記者〕 曖昧な運用続く危険運転致死罪──時速194キロ交通死亡事故を取材して
羽山 草平(大分合同)
〔新聞モノ語り〕 販売店主の手作り背負子──悪天候しのぎ配達する東奥スピリットは今も
高木 圭一(東奥)
〔支局の日々から〕 つなぎたい豊かな自然
小笠原舞香(高知・清水支局)
随想
大江さんの「遺言」
髙本 孝(中国)
女神の県名とは裏腹
藤本 毅(愛媛)
新たな観光の可能性
髙田 薫(釧路)
ブックレビュー
新聞日誌(2023年3月)
定価880円(本体800円+税)