2023年 8-9月号(No.857)
記者の視点の伝え方/囲碁・将棋と新聞/Jリーグ30年とサッカー報道
記者の視点の伝え方
新聞と読み手の視線を合わせる──パブリックエディター奮戦記
小沢 香(朝日)
読者との距離を縮めるには──デジタル時代の新しい新聞像の模索
相本 康一(西日本)
自身のルーツから考える戦争──若い世代に共感されるコンテンツを
岡本 遼(熊本日日)
若手発音声メディアでアプローチ──新聞社の裏話が未購読若年層の心つかむ
坂本 敦志(愛媛)
「記者の目」半世紀に向けて──その筆者にしか書けない視点にこだわる
大槻 英二(毎日)
囲碁・将棋と新聞
最高位棋戦を主催する意義──伝統文化を守り開催地の活性化にも寄与
小田中崇仁(読売)
将棋から考えた新聞のあり方──インターネットを活用した発信を通じて
加藤 寛太(中日)
囲碁盛り上げに向け試行錯誤──地域の思いと熱気に応える
小沢 一成/栗原康太朗/末永 秀明(河北)
Jリーグ30年とサッカー報道
日本サッカーの飛躍を見つめて──グローバルとローカルでの広がりを報じる
山室 義高(共同)
地元の誇りとなった強豪チーム──鹿島アントラーズの動向をどこよりも詳しく
小池 忠臣(茨城)
存続危機乗り越え「市民球団」に──歴代番記者も支えたサガン鳥栖
中島 義彦(佐賀)
岐路に立つジャーナリズムの今後──WAN₋IFRA台北大会の議論から
坂尻 信義(朝日)
【経営リポート】ニュース使用料巡る攻防の現在──広がる「法制化ドミノ」と生成AIの波絞
平 和博(桜美林大)
生活者の視点で問い続ける──安保大転換の現場・南西諸島から
西 悠宇(南日本)
連 載
〔ザ・ショット〕 水田が映す星空の軌跡──限られた撮影条件に苦戦
大久保瑠衣(秋田魁)
〔新聞モノ語り〕 創刊時に利用した謄写版印刷機──沖縄戦後の物資不足で発行に苦労
仲田 佳史(沖タイ)
〔世界メディア事情・米国〕 保守系メディアの勢力図に変化──マスク氏の動向に注目集まる
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
〔支局の日々から〕 「世界の宝」どう継承
長内 健(東奥・つがる支局)
〔前線記者〕 凶行は防げなかったのか──長野県中野市の4人殺害事件を取材して
出沢 広介(信濃毎日)
随想
取材相手との歩み
小山 優(神戸)
記者時代の横山秀夫
小田川浩道(上毛)
多事争論、二〇二三年。
米田浩一郎(TBSテレビ)
ブックレビュー
新聞日誌(2023年6月)
定価880円(本体800円+税)