2024年 3月号(No.862)
記者読本2024
記者読本2024
お手本のない時代に生きている──次代のジャーナリズムを担う責任
山崎 浩志(日経)
〈取材〉AIの時代に増す取材の重要性──事実を追求するために
前木理一郎(読売)
〈報道〉常に生活者の目線を忘れずに──PFAS報道の事例から
荒井 六貴(東京)
〈文章〉記事は読み手が主役──情報のシェフになる
田澤 穂高(共同)
〈ジェンダー〉無意識の偏見崩し男女平等を──メディアの果たす役割を自覚して
郷 富佐子(朝日)
〈災害〉「誰のため」常に自問を──書きっぱなしにせず被害をわがことに
久保田 剛(中国)
〈地方紙の役割〉「土の匂いがする記事」を全国へ──地元を深掘りする現場主義貫く
林 真樹(北海道)
〈調査報道〉情報氾濫時代に高まる意義──プロの存在価値を示そう
澤 康臣(ジャーナリスト/専修大)
〈コロナ後の新人へ〉素顔のコミュニケーションの重み──アナログもデジタルも使いこなそう
片桐 大介(河北)
〈販売〉信頼される報道を支える──世界に冠たる配達網の役割
高橋 高則(新聞協会・販売委員会委員長/毎日)
〈広告〉信頼の積み重ねを力に──アセット活用しクライアントの課題解決
小野 剛(新聞協会・広告委員会委員長/毎日)
〈資料〉データで見る新聞経営の動向
【先輩記者から】
〈地域の課題=地方自治〉身近な行政への関心高める
若 武(徳島)
〈地域の課題=人口減少〉過疎・高齢化の最前線で
岩切康一朗(宮崎日日)
〈地域の課題=環境・公害〉国策を地方から見つめる
飯田ちはる(下野)
〈運動〉地元盛り上げる醍醐味
山田 功(新潟)
〈写真〉南極で学んだ撮影流儀
菊池 健生(岩手日報)
読売新聞とスポーツ振興の歩み──150年の歴史を振り返る
杉山 大樹(読売)
ドキュメンタリーの灯守りたい──地に足つける人々の姿をローカルから全国へ
佐々木 聰(山口放送)
連載
〔世界メディア事情・英国〕郵便局の会計ソフトめぐる冤罪──テレビドラマ化でにわかに注目
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔ザ・ショット〕倒壊家屋の前で──被災者の悲しみと向き合う
金居 達朗(朝日)
〔新聞モノ語り〕新聞雑誌縦覧所の木製看板──山間の集落に社会の動き伝える
酒井俊一郎(福島民報)
〔支局の日々から〕豊かな食の魅力発信
竹森 太一(西日本・糸島支局)
〔前線記者〕特ダネめぐる米メディアとの勝負──大谷翔平と山本由伸の移籍を取材して
山田 結軌(サンスポ)
随想
「想定外」への備え
斎藤 敦(茨城)
梨の木
衛藤 正法(大分合同)
開かれた窓であるために
堀 由貴子(岩波書店)
〔データ&リサーチ〕
〈修正版〉新聞・通信社の従業員数・労務構成調査(2023年4月)
①日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2023年)
②第60回全国新聞販売所従業員総数調査(2023年)
ブックレビュー
新聞日誌(2023年12月、24年1月)
定価880円(本体800円+税)