2024年 4月号(No.863)
能登半島地震と報道/ジャニーズ問題とメディア 第2回
能登半島地震と報道
「地元紙だからこそ」を胸に──ネットワーク生かし住民に寄り添う
杉山圭一郎(北國)
駐在記者からの写真に衝撃──現場から被害を報じる大切さ
溝口 徹(読売)
被災地でのデジタル取材の意義──現地を歩き「ありのまま」を記録
板津 亮兵/山谷 柾裕(中日)
見えない被害にも光を当てる──中越地震の課題も検証
塚田 朋弘(新潟)
災害時のデマに立ち向かう──メディアは情報の質と価値の担保を
木村 玲欧(兵庫県立大)
ジャニーズ問題とメディア 第2回
声なき声を拾う感性磨く──同じ過ちを繰り返さないために
泗水 康信(朝日)
隠れた問題を見つけ出す目を──人権守りジャーナリズムの役割をアップデート
西山 守(桜美林大)
長崎市性暴力事件が問うもの──記者側の勝訴で終わりにしないために
元原告/中野 麻美(弁護士)/河原 理子(東京大)/林 香里(東京大)
ミスを補う複合的な安全対策を──羽田空港・日航機衝突事故を検証し多角的に発信
内橋 寿明(毎日)
台湾総統選をめぐる情報戦──多様な手法を繰り出す中国の介入
逵 健雄(NHK)
激動の時代の組織ジャーナリズム──ロシア・ウクライナ戦争が問う使命
国末 憲人(東京大)
【経営リポート】信頼性もとに新たな展開を──2023年の新聞広告とその動向
北原 利行(電通)
連 載
〔ザ・ショット〕ノリ養殖から見える里海の今──ドローンの高度上げ彩り収める
河合 佑樹(中国)
〔新聞モノ語り〕副島種臣の題字──「佐賀」復県の喜びと覚悟込め
古賀 史生(佐賀)
〔世界メディア事情・フランス〕情報社会を揺るがす課題を議論──「情報協議会」の発足と経過
高橋 真美(在仏ジャーナリスト)
〔前線記者〕「空白県」のまちづくりのあり方──一畑百貨店の閉店を取材して
多賀 芳文(山陰中央)
〔支局の日々から〕八代亜紀の「聖地」
山本 遼(熊本日日・前八代支社)
随想
復興とは
安斎 康史(福島民報)
人手不足
酒井 昭(苫小牧)
令和の日本論
兒玉 和夫(フォーリン・プレスセンター)
〔データ&リサーチ〕新聞用紙の需給動向(2023年)
ブックレビュー
新聞日誌(2024年2月)
ISSN 0288-0652
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定価880円(本体800円+税)