2024年 5月号(No.864)
人口減少に向き合う/学校図書館と新聞活用/「タイパ」とメディア
人口減少に向き合う
「地方創生」の10年を問う──人口減のトップランナーとして国策を検証
松川 敦志(秋田魁)
待ち受ける危機を前に解を模索──働き手不足の「8がけ社会」
貞國 聖子(朝日)
縮むコミュニティーのこれから──地域に寄り添い共に考える
千葉 陽介(岩手日報)
公共交通の危機と背景を探る──JR芸備線の存廃問題も検証
新居田 崇(山陽)
人手不足時代の「妙手」を追う──試行錯誤重ねる中小企業の取り組み
銘苅 一哲(沖タイ)
学校図書館と新聞活用
学校図書館に期待される役割──新聞配備の現状と課題
野口 武悟(専修大)
新たな学びとNIEの可能性──子どもと新聞を生かす三つの機能
関口 修司(新聞協会)
気軽に楽しく触れる機会を──「まわしよみ新聞」の実践を通じて
木下 通子(埼玉県立浦和第一女子高校)
子どもが読書に親しむ場の充実を──司書の地位向上・読書推進の取り組み
町田 智子(文字・活字文化推進機構)
「タイパ」とメディア
興味への熱意捉えた情報発信を──タイパ追求時代の背景を探る
森永 真弓(博報堂DYMP)
新聞はタイパ訴求で売れるのか?──若者向け新メディア「ミニッツ」の取り組み
渡部加奈子(日経)
暴かれたキックバックの組織性──自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に迫る
高松亜也子(共同)
新聞×ネットが生む広告シナジー──2023年度広告委員会調査結果より
佐々木竜介(毎日/新聞協会)
連 載
〔ザ・ショット〕3月11日に拭う涙──被災者に声をかける理由とは
安元 雄太(産経)
〔新聞モノ語り〕グーテンベルクの部屋──社内に残る最後の活字組み版
内山 元志(静岡)
〔支局の日々から〕世界目指す日本ワイン
土屋真佑子(山梨日日・峡東支局)
〔前線記者〕群馬県の消極的な情報発信に苦慮──朝鮮人労働者追悼碑の撤去を取材して
真尾 敦(上毛)
〔世界メディア事情・米国〕スポーツチャンネルの調査報道──大谷翔平選手の報道から考える日米の違い
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
随想
偏見から誇りへ
丹野 孝典(福島民友)
声低く語れ
島田 佳幸(中日)
TSMCインパクト
亀井 宏二(熊本日日)
ブックレビュー
新聞日誌(2024年3月)
ISSN 0288-0652
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