2024年 6月号(No.865)
データと公開情報の力
データと公開情報の力
新しい取材と表現を模索──デジタルがもたらす可能性を追求
田中 信宏(日経)
データ報道広げる好循環目指して──現場との連携から生まれる独自記事
小宮山亮磨(朝日)
「調査報道・新世紀」の挑戦──Nスペが目指す新たな報道
善家 賢/松島 剛太(NHK)
地域の「鉱脈」を掘り起こす──現場取材と組み合わせ"地べた"の目線で
金澤 皓介(西日本)
データジャーナリズムの必要性──変化激しいメディア環境で増す重要度
瀬川 至朗(早稲田大)
情報公開制度を報道に生かす意義──ジャーナリズムを強くするために
日下部 聡(毎日)
「8割開示」の判決で実態解明へ──強制不妊めぐる文書の開示訴訟を争って
森 敏之(京都)
「黒塗り文書」が示す制度の問題──安保3文書策定の経緯を探って
川田 篤志(東京)
〔2023年度メディア関係判例回顧〕
価値観の変容と報道をめぐる裁判──差別・宗教・SNSに関わる事件
成原 慧(九州大)
【経営リポート】テレビの本質的価値を守るために──TVer10年の歩みを振り返る
蜷川新治郎(TVer)
【経営リポート】伝統工芸・芸能の振興を目指して──「Action!伝統文化」の取り組み
津秦 幸江(読売)
【経営リポート】信頼できる情報を地域連携で提供──スマホアプリ「Lorcle」の可能性
中尾 吟(中日)
連 載
〔ザ・ショット〕再建の楼門に華添える炎の輪──構図にこだわった復興の1ページ
谷川 剛(熊本日日)
〔【新連載】多様な視点生かした雑誌の未来〕雑誌作りでのぞき見た扉の先──左右や男女のステレオタイプを超えて
五十嵐 文(読売/元中央公論)
〔世界メディア事情・オーストラリア〕記事対価支払いを一方的打ち切り──米メタが豪政府と対立
山岡 宗広(共同)
〔前線記者〕津軽の新星が「けっぱった!」──尊富士の大相撲春場所・新入幕優勝を取材して
本間 善幸(東奥)
〔支局の日々から〕観光客過去最多の草津
前原久美代(上毛・中之条支局)
〔新聞モノ語り〕対立から合併・改組の歴史刻む──3紙の創刊号を組み合わせた亜鉛版
石川 文彦(徳島)
随想
誤解と混乱の後に
橋本 和之(静岡)
卵かけご飯と従軍記者
板谷 武(山陽)
多くの少数派のために
川島 豪紀(日本農業)
ブックレビュー
新聞日誌(2024年4月)
ISSN 0288-0652
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定価880円(本体800円+税)