2024年 7月号(No.866)
転機の日本経済を伝える/ジェンダー平等と地方紙の取り組み
転機の日本経済を伝える
日本経済は今度こそ変わるのか──期待とリスクを丹念に報じる
奥村茂三郎(日経)
市民目線で読者との架け橋に──素朴な疑問と批判精神を胸に取材
浅川 大樹(毎日)
中小・中堅企業の実情浮き彫りに──求められる地道な取材と俯瞰する目
神崎 明子(日刊工業)
生活者視点で地域経済を報じる──ハイパーローカルへの挑戦
長谷美龍蔵(河北)
「非正規とは何か」を考え続ける──低賃金の根源を多角的に報道
渥美 龍太/畑間 香織(東京)
ジェンダー平等と地方紙の取り組み
自分らしく生きられる社会へ──差別や偏見解きほぐし理解広げる
久保田昌子(北海道)
当事者の声届け地域をつなぐ──政策決定の場に多彩な女性を
木下真寿美(徳島)
日本政府と米巨大ITの対立激化──規制第2幕を読み解く
小林 泰明(読売)
表現を理由とした罷免判決の是非──弾劾裁判が投げかけたもの
遠藤 隆史(朝日)
川勝県政4期15年の功罪──突然の辞任とリニアの今後を追って
宮嶋 尚顕(静岡)
公安・外事警察の内実に迫る──取材成果もとに大川原化工機巡る冤罪事件の真相解明
石原 大史(NHK)
【経営リポート】未読層に新たなニュース体験を──「みみみ」が描く地方紙のこれから
明知 隼二(中国)
連 載
〔ザ・ショット〕牛と人が織り成す熱狂──意地で最前列守りとらえた迫力
赤塚 臨(南海日日)
〔多様な視点生かした雑誌の未来〕働く女性たちに寄り添う──誌面も編集部もダイバーシティー
木村 恵子(朝日新聞出版)
〔世界メディア事情・英国〕ジュリアン・アサンジ氏はいま──「ウィキリークス」創設者の米国移送問題
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔前線記者〕サイド記事に込めた京都文化の神髄──古今和歌集の注釈書『顕注密勘』発見を取材して
中西 英明(京都)
〔新聞モノ語り〕厳選のニュース写真を海外へ──アナログ時代のUPI電送機
丸山 実子(時事)
〔支局の日々から〕ロケット最先端の町へ
中嶋 悠大(紀伊・串本支局)
随想
チャグチャグ馬コ
佐藤 晋(岩手日報)
明日香の原風景
増山 和樹(奈良)
学会をリデザインする
水越 伸(日本メディア学会)
ブックレビュー
新聞日誌(2024年5月)
ISSN 0288-0652
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