2024年 8-9月号(No.867)
メディアスクラム対応の現状と課題/記事コメントと言論空間/地域紙はいま
メディアスクラム対応の現状と課題
代表取材を標準的な対応に──防止に向けて迅速かつ広域的取り組みを
滝鼻 太郎(読売)
取材の集中で生じた被災地の負担──地元紙としての問題提起
宮本 南吉(北國)
京アニ事件5年と報道への教訓──遺族の心情から何を学ぶべきか
本田 貴信(京都)
記事コメントと言論空間
記事コメントの付加価値を考える──日経電子版「Think!」運用の現場から
浦川 夏樹(日経)
読者の知的欲求に応えるために──記事への理解をより深める機能
平良 秀明(沖タイ)
節度ある自由な言論を守るために──コメントの功罪と新聞の役割
遠藤 薫(学習院大)
地域紙はいま
役立つ情報発信し振興に貢献──人口減少に地元目線で取り組む全国郷土紙連合
髙田 薫(釧路)
諏訪・上伊那に根差して──ランサムウエア被害で考えた連携の可能性
小尾口有二(長野)
汀の群島の多様性と深み伝える──信頼関係もとに希少種として持続
松井 輝美(南海日日)
異例ずくめの都知事選を報じて──石丸伸二氏の躍進と掲示板問題
藤井 康文(共同)
選挙戦のあり方と表現の自由──街頭演説の意義とメディアの役割
岩本 一郎(北星学園大)
「消滅」に立ち向かう地方──まちづくりを一緒に考える
北島 剛(西日本)
甲子園球場の100年を見つめて──新聞がつないだ過去と今
岡本 浩孝(デイリースポ)
【経営リポート】「書店ゼロ」への危機感──経済産業省が支援に向けた検討開始
松原 由佳(毎日)
連 載
〔ザ・ショット〕くじゅう連山の初夏──パノラマ撮影が届けた爽快感
指原 祐輔(大分合同)
〔多様な視点生かした雑誌の未来〕おもねらない「多様性」──雑誌は同じでないから面白い
田北真樹子(産経)
〔新聞モノ語り〕美術振興の種まいた日本美術院──社内に残る写真が伝える茨展の精神
小田部 卓(茨城)
〔支局の日々から〕歴史と秘湯の城下町
大坪 千絵(山形・米沢支社)
〔前線記者〕原発と暮らすということ──玄海町の核ごみ調査受け入れを取材して
松岡 蒼大(佐賀)
〔世界メディア事情・米国〕トランプ氏暗殺未遂事件の衝撃──米紙の報道と暴力拡散への懸念
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
随想
失敗から学ぶ
藤野 清光(時事)
地元紙の役割
安野 賢吾(河北)
紙媒体のよさ
渕上 玲子(日本弁護士連合会)
ブックレビュー
新聞日誌(2024年6月)
ISSN 0288-0652
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定価880円(本体800円+税)