2024年 11月号(No.869)
内部告発・公益通報にどう向き合う/深刻化する災害リスクを報じる
内部告発・公益通報にどう向き合う
公益通報者保護法と報道の役割──記者がなすべきこととなさざるべきこと
奥山 俊宏(上智大)
取材源の秘匿と浮かび上がる課題──社会の理解を得るためには
小松 夏樹(読売)
問われる権力者のあり方──告発への対応が問題となった兵庫県知事
山本祐太郎(産経)
告発で揺らぐ鹿児島県警を追う──絡み合う事件を解きほぐし検証
山下 智弘(南日本)
深刻化する災害リスクを報じる
速報性欠く新聞にできること──情報の背景伝え防災に寄与
池田 知広(毎日)
「最良の備え」促せる報道を──日向灘地震と南海トラフ臨時情報を振り返る
中川 美香(宮崎日日)
気象の異変踏まえた現場取材──大雨災害で痛感した安全確保の難しさ
秋葉 宏介(山形)
記憶と教訓の継承に果たす役割──御嶽山噴火災害10年を伝えて
島田 隆一(信濃毎日)
地元紙が見た岸田政権の3年──予期せぬ苦境と核廃絶への期待
樋口 浩二(中国)
読者に届けた多角的な視点──関心喚起させるパラリンピック報道
金島 淑華(朝日)
【経営リポート】恐竜で地域共創の新規事業──産学連携しベンチャー設立
野口 邦治(福井/恐竜総研)
連 載
〔ザ・ショット〕観光地復活ののろし──洞爺湖に咲いた水中花火5連発
奥村 憲史(室蘭)
〔世界メディア事情・英国〕最古の英日曜紙が売却へ──新興トータスメディアによる買収に異論も
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
〔新聞モノ語り〕戦禍越えた柱時計に誓う平和──浅草の「殿堂」演芸場に贈り返還の品
金杉 貴雄(東京)
〔支局の日々から〕聖地と金メダルの物語
小林 剛(神奈川・川崎総局)
〔前線記者〕米の価格は本当に高いのか──今夏の米不足と価格上昇を取材して
鈴木 雄太(日本農業)
随想
テムズでつないだ襷
菅野 幹雄(日経)
フジバカマ
室 尚志(北日本)
天竜川
佐々木崇雅(南信州)
〔データ&リサーチ〕
①新聞・通信社の従業員数・労務構成調査(2024年4月)
②新聞社総売上高推計調査(2023年度)
③新聞社の経営動向(2023年度)
④新聞社デジタル関連事業売上調査(2023年度)
ブックレビュー
新聞日誌(2024年9月)
ISSN 0288-0652
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定価880円(本体800円+税)