- 日本新聞協会トップページ
- 日本新聞協会について
- 表彰事業
- 2018年「地域貢献賞」
- 親子2代30年間にわたる野球指導を通じた少年育成
2018年「地域貢献賞」
親子2代30年間にわたる野球指導を通じた少年育成
榊新聞店 所長 榊 友一、榊 友紀博
- 実施期間:1974年~
- 実施地域:福島県桑折町
- 活動概要:
福島県桑折町の榊新聞店の榊友一所長と長男の友紀博氏は、地元の少年に野球やソフトボールを指導してきた。友一所長は、1974年の販売店創業時から約20年間、友紀博氏は2008年から10年間指導に当たっている。親子2代の指導はあわせて30年間におよび、スポーツを通して少年の健全育成に貢献している。
創業当時、空き地でソフトボールの練習に励む少年たちに感銘を受け、榊所長自ら監督としてチームを編成し、福島民報社主催の大会に出場した。所長を慕って指導を受ける少年が増え、所長夫人も監督代行を務めるなど、家総出の取り組みとなっている。中学生にも指導の対象を広げている。指導を受けた少年が自身の野球道具を購入するために新聞配達を始めるなど、働くことの大切さと野球ができる喜びを学ぶ機会となっている。