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2018年「地域貢献賞」
市川市での行政、販売店が一体となっての教育現場への新聞活用推進策
市川市新聞販売組合
- 実施期間:2009年~
- 実施地域:千葉県市川市
- 活動概要:
千葉県市川市の新聞販売所で組織する市川市新聞販売組合は2009年12月から、「すべての教室へ新聞を」運動の一環として、市内の全公立小中学校に毎朝、新聞を届けている。11年からは、市内の小中学校を対象とした「新聞感想文コンクール」を実施し、子供たちに新聞を使った発表の場を提供している。2018年度は1300を超える感想文の応募があった。
活動に取り組み始めた当時、新聞の活用について学校間での温度差があったが、市教育委員会と提携を強化し改善を図ってきた。20年の新学習指導要領実施を見据え、17年から市行政との会合を定期的に開催し、さらなる新聞活用に向けた取り組みを進めている。
市教育委員会は17年5月、授業での新聞の活用方法を紹介する冊子を制作し、全校配布した。行政を巻き込んだ活動は広がりを見せており、教育の現場に新聞が浸透しつつある。
※代表=市川市新聞販売組合組合長・川合 勝義