2018年「地域貢献賞」

地域の小学校での読み聞かせ活動

山陽新聞日生販売所 所長 守屋 順子

絵本の読み聞かせで活字の魅力伝える
読書習慣や学力向上にも貢献

  • 実施期間:2013年~
  • 実施地域:岡山県備前市日生町
  • 活動概要:

岡山県備前市の山陽新聞日生販売所・守屋順子所長は、2013年から地元の日生西小学校で毎月1回、絵本の読み聞かせを行っている。活動を通じ、子供たちに活字の楽しさや魅力を伝えている。

読み聞かせは、授業開始前の15分間。絵本を選ぶため、毎回十数冊の本に目を通し、休日には約40キロメートル離れた岡山市内の書店にまで足を運ぶこともある。児童は読み聞かせを楽しみにしており、絵本や活字の楽しさを実感している。クラスの中で「読み聞かせ係」を決め、本や紙芝居の聞かせ合いをするようになった。学校からは「図書室の貸し出し冊数が増えている」「学力テストの応用問題の点数が上昇した」と評価を得ている。18年5月からは老人ホームで読み聞かせを実施するなど、高齢者に向けた取り組みも始めている。

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