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2019年「地域貢献賞」
十和田市官庁街通りの桜並木を後世に残す活動
東奥日報十和田東部販売店 店主 大栁 泰光
- 実施期間:2003年~
- 実施地域:青森県十和田市
- 活動概要:
青森県十和田市の東奥日報十和田東部販売店の大栁泰光店主は2003年から、同市官庁街通りの桜並木の保護に取り組んでいる。「日本の道百選」に選ばれている官庁街通りの桜並木は、樹勢の衰えが目立っていたことから、「美しい桜並木を後世に残そう」と市民有志らで根を手当てし、土壌改良を継続して行っている。
大栁店主が会長を務める「官庁街通りのサクラを守る会」の活動は、新聞記事などで認知され、地元住民から「守る会のおかげ」、市長から「手入れしていただきありがたい」などと感謝されている。活動に役立ててほしいと、各種団体などから寄付してもらえるようになった。
樹木医、市などの指導を受けながら、桜並木の保護に取り組むとともに、管理方法を学ぶ観察会や樹木医の講演会も開催している。良好な景観づくりに貢献しているとして、09年に青森県の「ふるさとあおもり景観賞」(まちづくり活動部門)を受賞した。