2019年「地域貢献賞」

富山県南砺市の北日本新聞城端販売店の原雄二店主は２０１２年から、毎年秋に小学生を対象に地元プロサッカーチーム「カターレ富山」の選手とコーチを招いたサッカー教室を開いている。日ごろからユース世代の指導や公式試合の審判など、県内におけるサッカー普及に尽力し、地域づくりに貢献している。

地元に住む子どもたちがプロ選手とプレーする機会を設けることで、サッカーの楽しさを知り、大きな夢を持ってほしいとの思いで毎年開催している。原店主は、会場や必要な資材や機材の確保、当日の進行など企画から運営まで携わっている。

パスやドリブルといった基本動作やミニゲーム、プロ選手との記念撮影など２時間余りの教室を通して、競技することの楽しさを伝えている。終了後は記念写真に加え、教室の模様を伝える北日本新聞の記事をラミネート加工し、全員にプレゼントしている。教室からカターレ富山のユースチームに入団した選手もおり、サッカー関係者から高い評価を得ている。