- トップページ
- 日本新聞協会について
- 表彰事業
- 2019年「地域貢献賞」
- プルトップ、古本、古着などのリサイクルによる車いす寄贈
2019年「地域貢献賞」
プルトップ、古本、古着などのリサイクルによる車いす寄贈
ASA舞鶴浜 所長 三谷 利昭
- 実施期間:2011年~
- 実施地域:京都府舞鶴市
- 活動概要:
京都府舞鶴市のASA舞鶴浜の三谷利昭所長は2011年から、空き缶のプルトップや古本、古着の回収の収益で車いすを購入し、地域の福祉施設などに寄贈する活動を続けている。これまで集めたプルトップは1100キロを超え、計12台の車いすを寄贈した。
当初は店頭で回収を始め、約2年間かけて段ボール15箱分のプルトップ(80キロ)や20キロ分の古着を収集、1台目の車いすを購入して特別養護老人ホームに贈った。その後、活動が浸透していき、現在では読者の持ち込みに加え、学校や福祉施設などで集めたものもASA舞鶴浜に提供されるようになった。15年には3小学校が100キロのプルトップを集めるなど、地域のボランティア意識の向上につながっている。
このほか、新聞記事や連載をスクラップして店頭に保管し、集めた古本を希望者に貸し出すなど地域の図書館的な役割も担っている。また、募金を集めて盲導犬協会に寄付したり、読者のお困りごとを30分単位で手伝うサービスを実施したりしている。