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2019年「地域貢献賞」
古新聞を活用した障害者施設との連携
中国新聞吉島販売所 所長 名原 健文
- 実施期間:2012年~
- 実施地域:広島市
- 活動概要:
広島市の中国新聞吉島販売所の名原健文所長は2012年3月から、ろう重複障害者が働く「アイラブ作業所」と連携して古新聞を使ったエコバッグを制作、販売し、売り上げの一部を作業所の運営に役立てている。活動は地域の障害者施設の運営の安定化だけでなく、作業所利用者の自立支援サポートにもつながっている。
エコバッグの制作にあたっては、購入者の関心を引くようにプロ野球・広島カープの勝ち試合翌日の紙面などを活用する。作業所で制作し、1個500円(税込)でマツダスタジアム内にある中国新聞ボールパークステーションや、東京・銀座の広島県アンテナショップ「TAU(タウ)」で販売している。
ここ数年好調のカープ人気もあり売れ行きもよく、作業所で働く利用者も自分たちが作ったエコバッグが多くの人に触れることでモチベーションが向上している。