1. トップページ
  2. 日本新聞協会について
  3. 表彰事業
  4. 2022年「地域貢献賞」
  5. 縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた地域の取り組みに貢献

2022年「地域貢献賞」

縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた地域の取り組みに貢献

東奥日報木造販売店 店主 川嶋大史

  • 実施期間:2007年~
  • 実施地域:青森県つがる市ほか
  • 活動概要:

青森県内8遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が2021年7月、世界文化遺産に登録された。このうち、東奥日報木造販売店があるつがる市には亀ケ岡石器時代遺跡、田(た)小屋(ごや)野(の)貝塚の2遺跡がある。川嶋大史店主は販売店経営の傍ら、かねてから地域の文化財を守り、後世に伝え残す活動を通して、登録実現に向けた地域の機運醸成に貢献している。
同県が登録を目指すことを決めると、川嶋店主は実現には「地域の盛り上がりが不可欠」と悟り、志を同じくする地域の仲間たちと07年にNPO法人「つがる縄文の会」を設立。以来、行政などの協力を得ながら、児童生徒向け勉強会・体験学習、縄文文化フォーラム、ボランティアガイド養成講座、遺跡まつりなど、地域住民と一体になった活動を続けてきた。
川嶋店主は縄文の会の3代目理事長として世界文化遺産登録に立ち会い、悲願達成に感激しつつも、「登録はゴールではなくスタートライン」と位置付け、今後も遺跡群を土台にした地域づくりを続けることに意欲を燃やしている。
※川嶋大史(かわしま・だいじ)

ページの先頭へ