- トップページ
- 日本新聞協会について
- 表彰事業
- 2022年「地域貢献大賞」受賞活動
2022年「地域貢献大賞」受賞活動
2022年の地域貢献大賞には、古新聞を再利用した新聞エコバックづくり講習会を開催し、高齢化が進む地域で老若男女が集う交流の場を作っている点や、地元の話題や町の歴史などを掲載したミニコミ紙を発行し、地域の魅力を伝えている点が評価された、長崎新聞青方販売センター(法村新聞販売店・長崎県新上五島町、所長=芳賀良介)の「地域に密着した『島の新聞屋さん』」が選ばれました。このほかに地域貢献賞に7件の活動に選ばれました。
地域に密着した「島の新聞屋さん」
長崎新聞青方販売センター(法村新聞販売店) 所長 芳賀良介
- 実施期間:2010年~
- 実施地域:長崎県新上五島町
- 活動概要:
長崎県・五島列島の長崎新聞青方販売センター(芳賀良介所長)は、高齢者を中心とした「古新聞を用いた新聞エコバッグづくり講習会」を定期的に開催している。新上五島町地区は高齢化率42.7%という、県内で2番目に高齢化が進む町である。2010年に同地にUターンして家業を継いだ妻の佳美さんと、上五島に魅了されIターンを決意した芳賀所長が夫婦二人三脚で経営している。高齢化が進む地域で老若男女が集まるコミュニティーを作っているだけでなく、エコバッグや小物入れ作りなど指先を使うことで、認知症・介護予防にも一役買っている。リサイクル意識を広めたいとの思いが活動のきっかけになったことから、浜辺での講習会とゴミ拾いイベントも開催している。21年には上五島町の北の玄関口になる有川港ターミナルでエコバッグの展示会を行った。また18年10月から月に1度、A3判のミニコミ紙『島の新聞屋さん』を発行し、地元の話題紹介や町の歴史を振り返る企画などを掲載、配布している。読者投書もあり、毎月多くの読者が楽しみにしている。
※芳賀良介(はが・りょうすけ)
地域貢献賞(7件)
縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた地域の取り組みに貢献 | 東奥日報木造販売店 店主 川嶋大史 |
---|---|
7年目を迎えた、小中学生の国語力向上のための、教育委員会と連携した「新聞の日」の実践 | 読売センター横手 所長 福井淳 |
ミニコミ誌発行で地域防犯に貢献 | 相武読売会 相模原支部 |
月刊ミニコミ紙『わたなべしんぶんてん・にゅうす』発行を軸とした地域貢献活動 | 渡辺新聞店 代表取締役社長 渡辺次朗 |
ただいま!支援SOSメール | 読売センター湯島 所長 小川豪 |
命を救う「地域見守り活動」 | 四国新聞販売店会「四国会」 |
子牛競り市結果をチラシ作製し、読者へ届ける | 宮崎日日新聞高千穂販売所 所長 和田久嗣 |
(順不同・敬称略)