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2022年「地域貢献賞」

子牛競り市結果をチラシ作製し、読者へ届ける

宮崎日日新聞高千穂販売所 所長 和田久嗣

  • 実施期間:1980年ごろ~
  • 実施地域:宮崎県高千穂町
  • 活動概要:

宮崎日日新聞高千穂販売所の和田久嗣所長は、隔月開催するJA高千穂地区子牛競り市の成績をまとめた手書きの号外チラシを作製し、競り翌日の朝刊に折り込む読者サービスを前所長から引き継いで40年以上続けている。
チラシ作製は和田所長の叔父だった前所長が1980年ごろに始めた。当時、地域で「高千穂牛」のブランド化を目指す機運が高まり、「競り市の情報を入れてほしい」との要望が増加した。情報誌の編集経験を生かし、チラシを作製して全読者に届けた。
チラシは片面モノクロのB4判で、最高売却価格やその生産者、血統などを地区別に掲載している。2日間にわたり開かれる競り市に従業員が連日出向いて成績を書き写し、年間約20万円の印刷代をかけて、読者に届け続けている。
和牛農家から「詳しい結果がすぐに分かるので助かる」「JAよりいち早く市場価格を知ることができ、感謝している」という声が挙がっている。
※和田久嗣(わだ・ひさつぐ)

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