WAN-IFRAがメディア支援基金
ウクライナ危機が続くなか、世界ニュース発行者協会(WAN-IFRA)のフェルナンド・デ・ヤルサ会長は3月11日、独立したメディアを支援する基金を創設すると表明した。デヤルサ会長は、過去1年間にミャンマーでのクーデター、アフガニスタンの危機、ロシアによるウクライナ侵攻が起きるなか、会員はWAN-IFRAを支えてくれたと強調。一方、困難な時代にできる最善の支援策を問われてきたとし、基金創設はその回答だと述べた。欧州は第二次世界大戦以来最悪の危機に直面していると指摘した。
https://wan-ifra.org/2022/03/amid-ukraine-crisis-wan-ifra-president-urges-support-for-independent-media/
WAN-IFRAは「われらメディア」(We, the media)と銘打つキャンペーンを展開し、寄付を募っている。危機に直面する地域の記者の給与や避難に伴う費用負担など財政援助のほか、輪転機稼働、新聞用紙調達といった新聞社への支援などに充てられる。
https://wan-ifra.org/initiatives/we-the-media/
(2022年4月6日)