ウクライナの独立メディア・記者への支援強化 世界のメディア団体が宣言
国際新聞編集者協会（IPI）や世界ニュース発行者協会（WAN-IFRA）を含む世界の60超のメディア関連団体は4月9日、ウクライナの独立したメディアとジャーナリストへの支援を強化するよう求める宣言を出した。イタリア中部ペルージャで開催された国際メディアフェスティバルで、メディア開発のための国際フォーラム（GFMD）の主導により実現した。
宣言はロシアのウクライナ侵攻によって、生死をかける市民の決断を支援したり、権力者を追及したりするなど、独立した倫理的なジャーナリズムの役割が不可欠であることがあらためて浮き彫りになったと指摘。その上で国際的なメディア、報道支援団体、欧州連合（EU）とその加盟国、IT企業に対する具体的な要望を記している。
署名団体は13日現在162まで増えている。このほか個人の署名者もいる。宣言は英語以外にロシア語やウクライナ語など5か国語で用意されている。
https://gfmd.info/perugia-declaration-for-ukraine/
https://wan-ifra.org/2022/04/perugia-declaration-for-ukraine/
https://ipi.media/perugia-declaration-for-ukraine-the-targeting-torturing-and-killing-of-journalists-must-be-stopped/
（2022年4月15日）
